ランチの王子様 (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 98
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524653

感想・レビュー・書評

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  • 読んでほんわり温かい気持ちになった

  • 「ご飯」を挟んだ真尋と大沢の関係がほんわかして好きだった。気づかないうちに少しずつ大沢に惹かれていく真尋も。のんびりしているように見えてちゃんと「店主」をしている真尋だからこそ、大沢を始めとした味方をたくさん得られたのだろうな。と思った。MORIが近くにあったら、美味しいご飯と癒しのために常連になってしまいそう。

  • ★3,6

  • 念願の店をオープンさせた真尋。客足は微妙なラインだが、常連もぼちぼちついていた。そんなときやってきたのは以前勤めていたビストロの常連さん。
    真尋の作る料理が大好きな彼はお店のためのピーアールを色々考えてくれて、何かと力になってくれた。
    だんだん距離が近づいて行く中、ネット上の口コミに店を酷評してくる悪質なコメントが続いて…

    まぁ、王道?料理が好きで、作る人も好きでみたいな。
    途中身近な女の人が好きな人なのかも?みたいな勘違いがあったりとか。
    うん、まさに王道。正直、どっかで読んだようなありふれたお話だな…

  •  オフィス街に自分の店を構えた真尋は、従業員は自分だけ、という状況にも関わらず、一生懸命頑張っていた。
     そんな中、たまたま現れたのが、前の店の常連でもあった大沢。
     彼は真尋の料理を「すごく好み」と褒めてくれ、お店が繁盛するようにSNSの使い方を教えてくれたり、新たなお客さんを連れてきてくれたり、と心を砕いてくれる。
     あれこれと手伝ってくれる大沢に対して、真尋はだんだんと惹かれていくが、そんな中、SNSや口コミサイトを通じて、真尋の店を否定的に書く人間が現れて……

     という話でした。
     大型わんこみたいな大沢と、リスのような真尋がだんだんと距離を近づけてって、トラブルを乗り越えてラブラブになる……とってもほのぼのとして、いい話でした。
     無理やり、とか、束縛、とかそういうのが一切ない、甘くて優しくて……

     あったかいお話が読みたい方にはオススメします。

  • あっまあま〜。大沢がかっこいいのにかわいいのずるいわ〜。楽しかったです。
    ディアプラス文庫お初だったんですね。
    表紙がとても雰囲気あって素敵。小椋さんのこういうイラスト大好き。

  • そりゃもう、間之先生ですから!疲れた身に甘味が欲しい!って時に是非。ほっと優しいココアみたいな作品。庶民的なランチも、普段食べるのにほっとしそうなラインナップで、こんな定食屋さんが近くにあったらいいのになぁと涎が。

  • センセの作品久々に手に取りました。あれ?初ディアプラスなんですね。テイストがディアプラスにぴったりなんで、まさか初めてとは気づきませんでした。しかも、小椋ムクセンセのイラストが、これまたぴったりですよ~!

    スパダリ年下リーマン×ごはん屋さんの新米店主。
    センセのスイートな作品で癒されようと思いましたら、タイトルからの想像以上においしそうなご飯がてんこ盛りで、ダブルでごちそうさまな読後感でした!
    でもセンセの作品には考えさせられるテーマが必ず潜んでいて、このストーリーも単に甘いだけじゃありませんでした。世相を反映していて、考えさせられるところ、共感できるところがいっぱいでした。

    ラブ的には、かなりニヤつけるというか、かわいいというか、萌えどころがジャストフィットで楽しめました。
    どんな男も、胃袋つかまれるとメロメロになっちゃうんだな~と感慨深くなり…
    大沢はカッコいいんだけど、恋愛に対してちょっと不器用なところがあって(お姉ちゃん事件とか)、完璧じゃないのがよかったです。でも、好きな人のためには何よりも一生懸命頑張る姿が本当にステキで…
    真尋は料理上手で優しくて、ちょっとオクテな28歳。彼の仕事や大沢に対してのひたむきな気持ちがとてもかわいかったです。
    二人が少しずつ距離を縮めていく様子にキュンキュンさせられました。店主と客の関係から信頼できる友人同士になって、そこからやっと恋人同士になっていく…という過程がたまらなかったです。
    大沢はわりと露骨に本心告白してるんだけど、オクテな真尋はなかなか気づかずに自分の片想いだと信じ込んでるところが妙にツボでした。
    それなのに、真尋は天然爆弾発言をあちこちで投下して、知らないうちに大沢のハートをガンガン打ち抜いていてるところが最高でした!

    エロ的には準備しすぎで(笑)、萌える前にお腹いっぱいに…
    でもイチャコラシーンは激萌えでした。二人のテレビを観る時のピッタリ具合とか、「あーん!」て食べさせるとことか…!!
    どちらかというとエロよりはラブとごはんを楽しめるお話だったかも。個人的には、ベッドでは大沢もっと言葉攻めのドSでもよかった…

    ディアプラスでのこれからの活躍、ものすごく期待しています!

  • ほのぼの作品
    イケメンと料理上手な男子2人の物語
    間之さんの作品は、常にほのぼのしてて安心して読める。そして主人公の男の子が天然っぽいのも、定番だけど、やっぱり良いな〜!!!

  • ラブラブほんわかで好き。鶴乃さん最高。

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