- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403540066
作品紹介・あらすじ
一朗の最愛の義弟・宏貴がある日、別人のようになってしまった…!事故死した宏貴の身体に傍若無人な性格をした天の神が降臨し、なんと"生ける屍"として蘇ったのだ。そんな宏貴に敵対する、一朗の幼馴染み・要。拝み屋をやっている彼は、実は"鬼"と呼ばれる地の神だった。果たして、天の神と地の神の諍いに巻き込まれた、一朗の運命は-!?新堂奈槻がおくる、大人気サイキック・ファンタジー、文庫化第一弾登場。
感想・レビュー・書評
-
雑誌で途中まで読んでました。しばらく離れてまして、再読です。
何となく内容は覚えてましたが、やっぱりキャラクターが濃いですな。
一郎は心の中では不安がったりしながらも、どんな事にもポジティブシンキング。自分なりに結論を出して、無意識に周りを巻き込んでいってしまう。作中で一番最強です。
振り回される要も顔は怖いって設定なんだけど、可愛い所があって憎めないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神と言ってもなんだか身近な話に思えちゃうのは
主人公・一朗がいろんな意味で大物だからだろう。(笑)
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-98.html -
思わず FATAL ERROR シリーズ というカテゴリを作ってしまうほど大好きですvv
主人公である松本一朗は大学生。
義弟・宏貴と二人で暮らし、幼馴染・要(かなめ)もちょくちょく遊びに来て、三人でウフフアハハと過ごしていたが、宏貴が交通事故に巻き込まれて死んでしまい、そこへ"邪霊"と呼ばれる「地の神」が宏貴の身体に宿ってしまう。
更に、要も"鬼"と呼ばれる「天の神」であることが分かり、一朗は"邪霊"と"鬼"との戦いに巻き込まれていく―――。
と書くとものすごいシリアスのようですが、合間合間にギャグが入り混じっており、それが少しも不自然じゃないのが魅力。
時々ハラハラする場面はあるものの、全体的には読んでいて楽しい小説です。 -
読み直しです。初めて読んだ時は、中学の修学旅行の帰りの飛行機の中でした。始めの方に、飛行機が落ちて一家の大人が全滅する描写があったんで、ドキドキでしたよ!!