結晶物語 (4) (ウィングス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403541131

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     ファンタジー。
     御伽噺をモチーフにして、人とあやかしのハーフの凍雨が弱味を握っている人間黄龍をこきつかいながら、いろんな事件に首を突っ込んでいくというもの。

     今回は「シンデレラ」……でも、王子様は関係なく、シンデレラは恋続ける、自分を一番愛してくれた「お母さん(あやかし)」を。
     それにしても、このシンデレラ、恐い。わがまま。ここまで嫌な感じに、よくぞ育ったという感じの。

     ラストの書き下ろしが「桃太郎」だったらしいが……うーん、なるほど。
     言われてみればねー。
     トリがキムラ屋の巨大アンパンか。
     和の菓子がよく出てくる話だった……。

     結局、黄龍は今度は選択をして凍雨にこき使われる道を選んで、めでたしめでたし、か。

     全シリーズを読んで、一番は「浦島太郎の乙姫(自虐の極み)」と「天女の羽衣の『夫役』になった、猫殺しの妻」が一番だったかな。
     ……このシリーズ、ほとんどの女の子が、性格恐い。
     ぴか一に悪かったのは、最終巻、この巻のヒロイン。

  • 我儘?な凍雨と苦労人な黄龍のお話。

  • 購入日:2007/01/06 10点

  • 完結。花籠が可愛い。切ないー。

  • 完結。この二人はこのままの関係で続けていくんだろうな。

  • 今回はシンデレラと桃太郎。・・・・でもどこら辺がシンデレラだったのかさっぱり;;;
    これで最終巻だそうで・・・。好きなシリーズだったので寂しくなるなぁ・・・。感情の結晶って響きが凄い好きでした。

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