THE DAY Waltz (3) (新書館ウィングス文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403541506

作品紹介・あらすじ

ホムンクルスの少女からレオシュが核を抜き出すという衝撃の展開からひと月後の満月。パウロとフィラレテスが訪れた『THE DAY』の中では、なぜか時間が流れ始めていた-。一刻の猶予もない、今夜中に総て解決すべし!!ということでパウロたちは大司教宮殿に赴き、司祭に『悪魔の書』を破り取るように依頼する。そして総てのページをパウロが暖炉にくべたとき、『THE DAY』の世界は崩壊し…!?命がけのアルケミック・ミッション、堂々の完結。

感想・レビュー・書評

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  • 2011年5月2日読了

    まさかのトンデモ展開にあんぐりした……orz
    これは私だけじゃないと思うんだ。なんか、早急に物語を閉じちゃった気がする。もっと丁寧に、さらに先の話まで続けることができたんじゃないのかなって…。個人的には悪魔と契約し、ほぼそれを手玉に取るようなことをし、その悪魔にすら気に入られちゃうような彼の今後の覇王への道が気になるじゃないですか!そして、それを支えちゃうフィラレテスの存在とかさ…!!!普段は横暴・冷徹でもフィラレテスの前では本音出ちゃうとか、そんな展開見たいじゃないですか!!!!!(笑)

    でも、パウロがフィラレテスの死を恐れて(動機は何であれ)他者の協力を仰ぐ姿になんだか成長したなぁと思ってしまった。目までの彼なら、絶対そんなことしないと思うんだよね。レオシュへの疑念がその辺りを成長させたのかと思うと複雑だけど。
    トンデモ展開も、本を使用したとはいえ、きちんと地に足がついた結末に収まったので、納得。

    これからのパウロちゃんに、栄光あれwww

  • うわ…な所で終了してしまった、な続きから。
    にしてはかなり普通に始まるし、割りと楽に進んでいるし…。
    あれ? と思ったらば、微妙に横にずれたような進み具合。
    気分は、封印が解けて中身が出てきた、という感じです。

    いつの時代も女性は強かで、適応能力があります。
    そして身分がなくなれば面倒な物体と化すのは貴族です。
    そしていつの街の住人が全員来たというのに
    部屋数が足りるこの屋敷がすごいです。
    そして11歳時になれてしまっている向こう大人3人が
    ちょっぴり哀れです…w

    ある意味面白く終わってしまいましたが
    特に何事もなく、という感じであまり…。
    今後、一体彼がどのように復讐をしたか
    そちらの方が気になります、すごく。

  • 悪魔を引きつれ、更にパワーアップした観のあるオレ様なパウロちゃんが、どんな復讐をしていくのかちょっと怖い気が(笑)

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