東京BABYLON―A save Tokyo city story (1) (WINGS COMICS)
- 新書館 (1991年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403612503
感想・レビュー・書評
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全7巻。
小学生時に読んだせいで未だに東京は怖いとこだと思っている。
皇北都。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結構重いテーマが色々含まれている。
それはそれとして、キャラがみんな魅力的。
北都ちゃんが可愛い。 -
1〜3巻
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全7巻
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キリのいいエントリでは、私が主に10代の頃に強い影響を受けた作品を紹介しています。900エントリ目は、1990年代の東京を舞台にした伝奇アクション「東京BABYLON」を取り上げる。すでにブクログに登録済みだけど、「10代の時に影響を受けた」という意味で、私にとってはとても重要な作品なので、改めて記録を残しておきたい。高河ゆんとCLAMPは、私をこの世界(?)に引きずり込んだ二大戦犯(?)なのである。(高河ゆんに関しては、100エントリ目で「アーシアン」を取り上げており、1000エントリ目で「源氏」を取り上げる予定)
さて、この作品、さすがにいま読み返してみると、絵柄もテーマも古い印象は否めない。だけど、最初に読み終えたとき、心にポッカリと穴が開いた感覚は、今でも鮮明に覚えている。皇昴流と皇北都の双子きょうだいと、桜塚星史郎の3人組の、表層的には家族のようにほんわかとした関係と、裏で蠢いていた運命的な敵対関係、そして、救いのない最終話。昴流と星史郎の決着は、別作品の「X -エックス-」に持ち越されているが、こちらは無期限休載中。
1990年代のCLAMPは、時代の空気をとらえた先鋭的な作品(聖伝,CLAMP学園シリーズ,魔法騎士レイアース,Xなど)を数多く発表してカリスマ的な人気を博していたが、「東京BABYLON」はその中でもダントツに尖った作品だと私は思っている。CLAMPは作品ごとに描線や背景効果のスタイルを変えることで、まったく雰囲気の異なる作品を量産できるという、とても器用な能力をもっており、2000年以降は少年誌や青年誌やマニア誌などの多彩なジャンルに進出。より広い読者層をつかむことに成功した。ただ、私自身としては、やっぱり90年代のCLAMPが「元祖CLAMP」だと思っていて、その後の「第2期CLAMP」はあまり追いかけていなかったりする。(厳密には、80年代の同人サークル時代が「元祖CLAMP」、90年代の商業誌活動期が「第2期CLAMP」、2000年以降は「第3期CLAMP」と呼ぶべきかもしれない)
「東京BABYLON」の書誌情報:ウィングスコミックスデラックス(新書館)から全7巻、新書館文庫から全5巻、愛蔵版(角川書店)から全3巻。 -
CLAMPの名作、東京BABYLONの一巻。
絵が古いので苦手な人は苦手かもだけど、綺麗事だけで終わらせず、残酷な事実にも目を向けさせ、人と人との関係性にグサリと切り込んでいく内容は必見。 -
全7巻
Xを読む前に 読むといいです。 -
初めて読んだのは小学校高学年の頃。確実に今の私の価値観に多大なる影響を与えた作品。
当時の社会問題がストーリーの筋となっているが、今の日本にもつながることが多くて、人ってなかなか変われないんだなぁと思ってしまう。 -
陰陽師の伝統ある一族・皇家の跡取りである昴流と双子の姉の北都、同じく陰陽道の家系・桜塚護の星史郎を中心に動く物語。
昴流を好きだと言って何かにつけ世話を焼く星史郎だが、怪しさが満点。
アニメを先に見たので脳内でその通りのCVがあたっていたのですが、
そのせいもあって星史郎さんがツボ過ぎる……。
昴流と星史郎さんが現在一緒に行動する事になったきっかけは、最後の章で語られます。
最初はもっと長い期間一緒にいたのかと想像していたので、最近だというのは以外でした。
重要そうな昴流の過去の体験も同じ話の冒頭でちらり。