津軽海峡冬景色 (黒いチューリップ 1) (Wings comics)

著者 : 東城和実

• 新書館 (1992年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[燈るさんの感想 · 2019年12月12日]

初読はもうずいぶん昔、学生の頃だった記憶。いま読んでも当時と感想は変わりません。
くだらない話だなぁ。
と、しみじみ深々憶える次第です。

でも、たぶん人生のどこかで「くだらない話だなぁ」と感じる作品が必要な場面ってあっていいと思うのです。そのくだらなさに笑い、思わず脱力する。そんな一コマはたぶん人生のどこかで与えられて、そして、将来思い出すか思い出さないかはわからないけれど、運よく（？）思い出せたとしたら、気の抜けた笑いの記憶が思いがけずに心をちょっとゆるめてくれるかもしれません。

変人（変態含む）ばかりの登場人物のなか、唯一真面目で常識人の主人公、という王道設定ですが、私はもちろん太門ちゃんを応援してるよ！　何がもちろんなのかはわからんけど。

[岡野 凛子さんの感想 · 2007年5月13日]

黒いチューリップシリーズ?