ねがいごとおばけ (ウィングス・コミックス)

著者 : 藍川さとる

• 新書館 (1996年11月8日発売)

感想・レビュー・書評

[093さんの感想 · 2009年10月14日]

ねがいごとおばけじゃないけど、子供の頃って強く念じたらほんとに願いがかなってたんだよね、不思議だね。ねがいごとおばけを読む前か読んだ後かは定かじゃないけど、こうすれば叶うっていうルートを何か知ってた。私の場合は両手を胸の前でぎゅっと繋いで、じっと願い事を念じ続けると、叶ってたんだよなー。不思議。ほんとの話の不思議。

[あおさんの感想 · 2007年11月14日]

子供のジンクスの持つ純粋でリアルな恐ろしさ．子供自身だって実は半信半疑だけれど，自分で作り出した幻想にとらわれて，逃れられなくなる．ねがいごとおばけ，ねがいごとおばけ

[ふうやさんの感想 · 2007年9月15日]

作者さんが、いつのまにかいなくなってしまいましたね。とても残念です。この本に収録されている「夕暮れの日」という作品が特に良い。映画のようですよ。

[妃咲さんの感想 · 2006年12月4日]

短編集。初期の作品がたくさんあります。いつかこんなお話が書けたら、と常々思っています。この方の本は何度読んでも面白い。読む度、なにか新しいものを発見できるような。

[河人さんの感想 · 2006年2月11日]

晴天なりシリーズや「飛行×少年」も好きですが、この短編集のテイストで描かれた作品がやはり一番好み。漫画での復活をずーっと心待ちにしています。ちなみに
現在は古張乃利ともうひとつの別名に改名されています。

[水月彰さんの感想 · 2006年2月3日]

短編集。すべての作品が印象に残ります。個人的に一番好きなのは「死んだあの子たちのお墓をつくるの…」と７つの十字架を前に喪服を着て佇むラスト。この方、短編の方が凝縮されてて強く残るなぁ。

[ふぉいさんの感想 · 2005年10月2日]

短編集です。藍川さとるはやはり素晴らしいと思います。

[夏目アヲイさんの感想 · 2005年5月21日]

「どうしてこのままで居られないんだろう」と少年が言うシーンがすごく良い。

[hymさんの感想 · 2004年11月27日]

藍川さとるの短編集。「夕暮れの日」がおすすめ。