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西洋骨董洋菓子店 (4) (ウィングス・コミックス)

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  • 新書館 (2002年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403616907

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西洋骨董洋菓子店 (4) (ウィングス・コミックス)の感想・レビュー・書評

  • 過去との対峙… みんなそれぞれ向き合って見つめなおして進んでいくんですね。とりとめない日常なお話の中で1巻からしっかり伏線をはられ、それがちゃんと繋がって終ったのには凄いなぁと思うしかなかった。全4巻なんだけどもっと長く読んでいた気がします。面白かった! 感謝、感謝のお借り本。

  • これで終わるのが惜しい。もっと続き読みたいな。

  • 完成度が高すぎて鳥肌が立つ。ラストシーンで当時の容疑者とすれ違うシーン、ああいうのが描けるのってほんとに凄いと思う。出来事というのは一方向からだけではわからないのだということ。そして過去というのは決して消すことができないのだということ。でもみんなそれを抱えて生きているんだよな

    メインストーリー以外にも細かな描写が多くてほんとに読み応えがある上質な作品だった

  • 綺麗に終わってて好きです。

  • 久しぶりに読み返した。とても漫画的でコミカルなシーンと、痛みを抱えて歩く気持ちの表現とがバランスよく組み合わされて進んでいく。登場人物みんな脛に傷持ってて、こんな風に傷持ってたらフツーそんなうまくいかねーよと思うようになったところが、初めて読んだ頃より私は少し歳をとったのかも。初めて読んだ頃は、ただ憧れてた気がする。いまは、あり得ないとおもう、だけど傷持ってても、それでもこんな風にマンガみたいに笑って生きていけたらいいと、強く思う。

  • エイジが小野に「見捨てないで」って泣くシーンで自分も泣いた。
    何度読んでも泣けた。

  • エイジが小野に 泣きながら捨てないでくれと訴えるシーンが泣く。
    誘拐事件がおこり、なんだか話は重い方へいきちょっと微妙かなと思ったけど、ラストでほっとした。
    千影さいこー。

  • エイジが裕介に泣きながら訴えるシーンにもらい泣き。
    圭一郎が捕まえた誘拐犯は彼を誘拐した犯人ではなかったし、
    トラウマを乗り越えた訳でもなかったけど、ラストはなんだか良かった。

  •  偶然古書店で手に取り全巻揃え、ここから私のよしながふみ時代が始まった。

  • 千影の存在の大きさがわかる。

  • tsutayaで全巻レンタル。
    千影のダメっ子ぶりが最高にツボ。
    いいオトコが4人もいるのにマトモな大人が一人もいないっていう。
    ドラマの存在は知っていたが見てはいないので、原作の世界をじっくりと堪能できたのが良かった。

  • 1~4巻通しての感想です。

    基本的にゲイのパティシエ含む個性豊かな4人の男達の洋菓子店細腕(太腕?)繁盛記的なストーリーを読みきり形式のエピソードで綴ってくのかなー、と思っていたので、4巻目ではちょっと流れが変わってて戸惑ったのですが、よい終わり方だったと思います。

    自分のトラウマになったシチュエーションと似た児童誘拐事件に、自分の店のケーキが関与していた(殺された子供は末期の食事に自分の店のケーキを食べさせられていた)っていうのが、ちょっとサイコチックではあったものの、面白かったです。

    誘拐事件は解決したけれど、遠い昔に自分が巻き込まれたトラウマの原因たる事件は霧の中…というけして大団円的な終わり方ではないけれど、実際の人生ってスッキリきちんとケリがつくことばかりでもないので、こんなこと多いよね~と共感しながら読んでました。

    4巻通して面白かったですけれど、個人的には2巻の、雨の中での魔性のゲイダンス(笑)がお茶を吹きだすぐらい笑ってしまいました。

    主要登場人物だけではなく、周囲の人間像もきちんとキャラ立ちしていて設定やエピソードもしっかりしているので、読むのに若干時間はかかりますが、それでも夢中で読み終えさせてくれる作品です。面白かったです。

  • よしながふみの洋菓子店コミック(?)第4巻。
    椎名桔平・滝沢秀明・藤木直人ら出演でドラマ化もされましたね。


    “「俺はこの日を待っていたじゃないのか?」小野と再開し、エイジと出会い、千影の世話を焼き、ケーキを売る。いつの間にか、あの暗い部屋で嗅いだ臭いは、遠くなったと思っていた。それなのに。誘拐され、冷たくなって見つかった子供たちの胃に俺が売ったケーキが詰まっていたと刑事は言う。途端に俺を襲ったのは、あの部屋の生クリームと血の臭いと、かすれた低い、男の声-。そんな俺の耳に、かすかなこどもの叫び声が届き-。
    すべての苦さと甘さが交差する、アンティーク最後のレシピをお楽しみください。”-裏表紙より。


    最終巻で、とうとうアンティーク開店の本当の理由が…。

    【本日のアフタヌーンティーセット】…生ハムとクリームチーズとアスパラガスのサンドイッチ、カニとズッキーニのキッシュ、トマトと帆立のサラダ、くるみのスコーン。相変わらず美味しそうなアフタヌーンティー。

    ブルターニュ産の有塩バターがたっぷり入ったほんのり塩気のあるキャラメルムースと小麦粉を使わない濃厚なチョコレート生地、上にパリパリのキャラメルが乗った、新作の【パヴェ・オ・キャラメル】と、とろけるように甘くコンポートしたリュバーブのタルトの上にふかふかの酸っぱいイチゴのムースを乗せた季節限定【リュバーブ・フレーズ】もとっても気になります。

    ドラマチックなラストではなかったけれど、これはこれでよかったかも。
    フランス語の先生・コンスタンスのところから帰国したエイジkunの、その後の成長ぶりが気になります。

  • これで完結かー。
    余韻を残す誘拐犯との話と、最後の締めの一言が良くて、ほっとした気持ちで本を閉じることができた。
    面白かった!

  • 4巻はどうなるんだろうと思っていたら こうきたか~!
    誘拐された過去を持つ橘が 現在の連続誘拐犯人を捕まえる。
    自分自身を誘拐した犯人との接点。
    ・・・面白かった

  • やっぱり面白いなぁ。読むのにすごく時間がかかるけど。(話の内容もそうだけど何より字が多くて用語が難しいからね)

    コメディとシリアスの配分がよしながふみだなぁと思わせる。
    何も解決してない。何も終わってない。ただ流れゆく日常と、でもその中でゆるやかに密やかに、確かに生まれている変化と。

    4巻のフランス語習いはじめたエイジがやや情緒不安定で、人殴ってるの小野に見られてしまって、そのあと泣きながら捨てられたくないと語るところ。ボロ泣きした。エイジが一番すき。みんな好きだけどね。

  • 橘の心の靄は晴れないままだし、トラウマからも脱せないけど、それでもLife Goes On!と笑いたくなる終わり。
    4巻で本当に見事に過不足なくまとまっている。
    でも『永遠はありますか』が気になる…。

  • 俺はこの日を待っていたんじゃないのか?
    俺はこの日を待っていたんじゃないのか?

  • 水面下で動く人間関係が読みきれない!と思っていたら、そういうことだったのか・・・!と思いました。一限目~のように再販していただきたい・・・です!

  • 2011 9/20読了。WonderGooで購入。
    シリーズ最終巻。結局いっきに読んでしまった・・・。
    色々ありつつ、最後は橘と小野な巻。ていうか橘な巻。
    エイジも成長して千影ももう橘は大丈夫だと認めて、最後は元の2人に戻る・・・って全部解決したようで実は全然そんなこともなかったです、ってオチはすげぇ。
    トラウマなんてそんな簡単に乗り切れるようなもんじゃないんだけど、まあそれはそれとして毎日はいい感じ。
    あー、これは凄い漫画だなあ・・・語り継がれるのもわかる。

  • 3巻まででも十分に名作たりえる本作。
    でもこの4巻をもってして自分の中では人生BEST5に食い込むほどの作品になった。

    特筆すべきはラスト。
    トラウマを乗り越えたかに見えた橘はまたうなされる。
    「全然大丈夫じゃねーじゃねーか!!」

    僕たちの現実だってそうだ。
    物語のハッピーエンドのような大きな悩みの解決、
    そういうものがあっても、また何度だって僕たちは同じものに悩まされる。
    現実はそんな簡単なものじゃない。

    だけどその後で、橘はそんな自分を笑う。
    笑うってのはそれを対象化できてるってことで、以前より深刻に捉えていないのは明らか。
    つまり端から見たら小さな一歩ではあるけれど、彼は前に進んだんだな。
    「いい天気だぜ・・・」
    彼の長い夜にほんの少し光が差し込んでる。

    大きな解決があっても結局何も変わらない日常。
    でも何も変わらないように見えてもほんの少しづつ物事は明るい方へ向かっていく。
    千影の描写もそれを裏付けてる。
    橘は結局頼ってきた千影に「どんなに時間はかかっても一人でやれ」と言う。
    どんなにゆっくりだってほんのちょっとずつだって、進んでいけるし変わっていけるし良くなっていける。
    現実に抱えてる傷が今すぐきれいに癒されなくても、全然焦ることなんてない、ゆっくりでいいんだから。
    そんな作者のメッセージが感じられるラスト。

    この作品のラスト、すっきりしないってレビューを見たことがある。
    橘がうなされなければすっきりしたラストだったんでしょうね。
    そういう従来的なフィクションで救われてる人もいる。
    というか大半の人がそうなんだろう。
    それもわかる。お話の中くらいみんなちゃんと幸せになってよって。
    でもそういうありきたりのハッピーエンドでは、現実と引き比べて逆に傷つく読者もいるんだろう。
    作者はそういう人たちに語りかけてる。手を差し伸べてる。
    この作品を世に出してくれてありがとうと言いたくなる作品。

    余談だが、4巻で過不足なく完結したかのように見える本作だが、自分の中では同人誌の「永遠はありますか」をもって完結としたい。万人に薦められる内容ではないが、橘と小野、いろんな意味で商業誌では描けなかった結末がそこにはある。

  • 面白かったー!
    やはり人生っていうのは綺麗に上手くいくものでは
    なくて、なんの傷もなくハッピーエンドなどは
    有り得ない、というようなものを象徴する作品だった。
    根本的な物は解決していないものの、少しづつ
    受け入れる、というのがメインのテーマだったかな。

  • こういうラストが大好きです。何か大事件が起きて、何かが劇的に解決するなんて、ないないない。いつまでたっても怖いもんは怖いし、過去は忘れられんし、どーしようもない。どーしようもないけど、朝は来るし、仕事に行ってご飯を食べて、生きていかなければならぬ。人生とはそういうものなのかと最近思う。

  • 完結です。もっと四人の物語が読んで見たかったとは思いますが、満足!

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