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- Amazon.co.jp ・マンガ (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403617539
感想・レビュー・書評
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マチカの絶体絶命のピンチに咽喉から振り搾って叫ばれる「レイン」と「助けて」には、本当にイノセンスな力で出来ている想いなんだなとしみじみしました。その恋は恋であると同時に、マチカの背骨を貫き支えるお守りなんだなと。レインとの一瞬の再会は彼女を救ったと同時に、読む側にも救いを覚えさせるものであったと思います。マチカいい子だよマチカ。ユカのレインへの執着も正直恐すぎてオイオイBLも大概にしとけと茶化したくなりますが、そんな次元で語るにはあまりに清冽すぎるんだよなと。これまた豪い強度のイノセンスで出来ている執着で。添わないからこそ慾しくなるのは道理ですが、自らを曲げることで自らを希望に導いてやれる可能性もあるのになあと思います。「追われるのは僕で 追い掛けるのは彼の役目だ」とかおま、素直になっちゃえよ…ずっと一緒にいたいならおまえがついていけばいいだけの話さ…あれわたしだいぶユカ好きなんじゃね^^とにもかくにもお洒落してキラキラなマチカがレインとの再会に臨むセイレーン・キャッスル編、次巻へ続く。
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