デコトラの夜 (1) (ウィングス・コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403618314

感想・レビュー・書評

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  • 毎年死ぬでしょう 夏に子供が車の中とかで。
    五十度とかになるのよ車の中。
    毎年毎年死ぬのに何故そんなところに子供を置くのか訳がわからない。
    そんな母親見つけたらぶち殺してやろうと思った。
    あたし割と常識のある両親に育てられて 普通に教育も受けて それがあたり前だと思ってた。
    でも……本当に知らない人がいるのね。
    教える大人がいなかった
    そんなこともあるのね……

    ただひたすら無難に生きてきた冴えない銀行員・祐一が、売人から麻薬を奪取して逃亡中のデコトラ運転手タイヨーと成り行きで逃避行するはめに。子供の頃に父親が不倫相手と心中してから、母親の「何もしないで」という口癖に呪縛され、人生に目的も意味もなく無難に生きてきた祐一が、正反対のタイプのタイヨーとの波乱万丈な逃避行で生きる喜びを発見し、生まれて初めて出来た友達への撞着の念を強めていく過程がもう最高にいい。
    一方のタイヨーも妻子を亡くしたトラウマを抱え、痛々しいほど愚直に自分を責め続けている。
    タイヨーが語る亡き妻子への思いが胸に迫る……。
    二巻は後日談的な内容になってますが、一巻では未登場の祐一の妻・美春が最高に男前でいいキャラしてます(笑)

  • 菅野節炸裂漫画(笑)

  • 全2巻。思いがけない出会いから、人生が変わる。大切な人との絆が結ばれる。

  • BL‥かな(?)どっちかよくわからないけど、とにかくお話のつくりがすごいいいなぁって思ったら原作者が別にいるんだ!小説が原作とかなのかな。死んだように生きていたゆうちゃんがタイヨーと出会って、死んでいた心に感情が生まれていくんですが、タイヨーに振り回されながら困っているゆうちゃんが可愛かった。自分の心がないからどうしたらいいかわからない表情とか…ゆうちゃんはわかってなかったけど、やっぱそういう人は危ういよね。そしてその危うさは色気に通じるんだなぁと思いました。これタイトルから受ける印象とはまったく違うお話!!タイヨーが明るいし物語の運びがコメディタッチなのであまり感じませんが、結構シリアスで重たい題材も扱っているし、切ない話だと思います。

  • 全2巻

    「真面目」という事場意外何も似合わない銀行員と、見た目がいわゆるヤンキー系トラック運転手という、普通に生きていたら何の係わり合いもなく終わってしまう二人が事件に巻き込まれて行動を共にする(せざるをえない)事になってしまう。
    最初のドタバタ加速が徐々に失速していき、物悲しい気分になる終わり。
    しかしそれを混ぜっ返すようなその後の話。

    菅野さん原作という事で、いつもながら突拍子もない展開になります。
    特に嫁。

  • 設定はすごいし、現実味に欠ける部分があるかもしれません。
    しかし、それを凌ぐ人間味がこの漫画には溢れています。
    一生懸命に生きるというのは、とても大変なことなのですね。

  • BLではありませんが、なんとも微妙なお話でした。2巻で完結ですよ。個人的にやる気のない旦那の奥さんが男前で好きです。

  • ニアホモ、と言い切るにはちょっと惜しい、雰囲気が好きな一冊。この3人はこれ以上でもこれ以下でも居て欲しくない気が。

  • このシリーズは最後のおまけみたいな部分が1番面白い(多分2巻に収録)

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