パーム (30) 蜘蛛の紋様 (1) (ウィングス・コミックス)

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著者 : 獸木野生
  • 新書館 (2007年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403618741

パーム (30) 蜘蛛の紋様 (1) (ウィングス・コミックス)の感想・レビュー・書評

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  • パーム最後のシリーズ。オーガス家のカーターに至るまでの家族部分がジョイの文章で書かれています。なるほど絵にしていたら獣木先生ご自身の人生が終了してしまうくらいに長いでしょう。カーターの気骨ある暗さの根っ子が理解出来る。

  • 「パーム」シリーズ第30巻。
    シリーズ9話「蜘蛛の紋様 Art of Spider」1巻。

  • この一大叙事詩は一体どこまで続くんでしょうね。相変わらず読むと面白いんだけど、なんというか、ちょっと長く続きすぎという気もしないでもないです。

  • パームは、わたしにとって他の物語とはちょっと違うところにある物語です。読めることにしあわせを感じられる物語って、そんなにない。
    これがまた、わたしがこんなに好きな物語にもかかわらず、割と気の合うはずの周りの物語読みは、あんまり読んでいないというか、共感を得られないというのも、不思議な感じです。
    多分、1〜2巻読んだ時点で、評価を下してしまっているんだろうなぁと思います。あの頃は、絵もかなり硬質だし、お話もたしかにスムーズでない感じがします。でも、もう少し読んでいけば、はまると思うのですが……。

    しかし、20年。掲載誌の「Wings」自体も、大きく変わりました。知っている人、本当にいなくなってしまいましたもんね。そんななかで、変わらずにパームが載るというのは、本当に奇跡みたいなことだと思います。

    いつからだろう?こんなにはまったのは。多分、「愛でなく」あたりからだとは思うのですが。

    そして、最後の長編「蜘蛛の紋様」がスタートしました。

    カーターの一族の物語。

    ページをめくって、ビックリしました。いきなり、字、字、字。
    一族の物語は、全部、字ですまして、カーターの物語として「蜘蛛の紋様」は語られようとしているようです。

    多分、物語のどこかで、情報として与えられたものもあるのですが、こうして物語として目の当たりにすると、その圧倒的な力に呆然としてしまいます。

    若い日のカーターが言う。

    「人生は残酷で苦痛に満ちている」

    と。
    その言葉のなんと重たいことか。

    そして、わたしたちは、そこから立ち直っていくカーターを知っています。レイフの言葉通り、「本当の幸福を知る人間になる」ことが、この物語の終着点なのでしょうか?

    ほんとうは、「愛でなく」ばりの長編になってほしいなぁと思っています。
    でも、どれだけ語っても、語り尽くすことはできないのかもしれません。
    人生は、物語ではないのだから。

  • パームシリーズはオールスター・プロジェクトまでが面白い。

  • 以下続刊(2007/10)<br>
    大分長〜〜〜い連載になってますが、ようやく全貌が見えてきたカナ??<br>
    新刊が出るたびに、全巻読み返したくなるけど…長さゆえ出来ません。<br>
    こんな壮大なストーリーを思いつくのはスゴい!!

  • ■刊を重ねるたび、どうしてこんな話が描けるのだろうといつも思います。本広げて、ちょい驚きました。でもすんなり初めから読ませてしまう所がPALMだと思います。過去や現在の登場人物達の行く末が、驚きつつも納得してしまう所は、どこか哀しいですが。■今回は特に、哀しい所がたくさんあります。ですがそれ以上に、さりげなく描かれている人の優しさに打たれます。それは主要キャラだけでなく、名前も出ない医者や警官、消防士の人達の言葉や表情で。カーターが絶望して叫ぶようでなく、レイフさんが言う、人生というタペストリーの『美しさ』を象徴するように。■大河モノ(?)としての凄さを延々と書く事も出来るのですが、自分がこのシリーズを今まで読んできたどの本より勧める理由は、そんな風に描かれている人間の『美しさ』にあると思います。

  • この話と出会ってもうかれこれ二十年。当初と大分絵柄も変わった。はじめて見た時はアメコミっぽくてちょっと手に取るのをためらっていたけれど、一度読んだら止められなかった。
    今回はオーガス家の歴史を中心にしたお話。最初小説形式で少し驚いたが、このまま文字で読んでしまってもいいと思った。(元々作者が文字でおこしていたというのも、これを読んで納得)
    完結までまだまだかかると思っていたけれど、このシリーズが終わると残るはひとつということになった。早く読みたいけれど、まずはこのシリーズをゆっくり味わいながら楽しみたい。

  • 帯にもありますがとうとうこの日が来たな、という感じ。学生時代から読み続けているのでシリーズも終わが近づいたのかと思うと感慨深い。今回はカーターの暗黒時代の話。。「午後の光」のカーターとは比べ物にならないほどのういういしさがたまりません。シリーズでちらほら出てきたあのシーンやこのシーンが続けて読めるのは嬉しいけど…やはり重いなあ…。次にどんな展開があるのかわかっていても泣かされた冒頭は久しぶりの小説。淡々とした文章のなかにはっとさせられる言葉が多い。おそらくこの人の小説を読まなければ私も文章を書こうとは思わなかった。

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