トラッシュカン (短篇集) (WINGS COMICS)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403619212

感想・レビュー・書評

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  • ずっと読みたかった「告白ごっこ。」や「水葬」がやっと読めてうれしかったー!

    シンプルな画面構成に磨きがかかって、研ぎすまされた感じがします、昨今の作品は。制約を決めて描きたいことを詰め込んでるけどすっきりした漫画。
    そこに向かって行ったのか、なるべくしてなったのか、意図せずなったのかはわからないけど、やっぱり藍川作品の空気感ていうのは変わらないからふしぎ。
    この流れがあってのこのセリフ!みたいな
    「告白ごっこ。」は意図的に絵柄変えてたんだろうな、この収録作品中では結構絵が違う、これも好きだけど。

    「ナナ 私あんたのこと大好きなのに なのに変ね忘れちゃう 気が付くとあんたのこと忘れてる」

    「これみよがしの傷 救われたがっている仕草 取り繕うとする滑稽さ 醜さ」

    「穴が開いているのよ」『どこに? 空に 記憶に 世界に いいえ 私に 穴が開いているわ 身も心も穿たれていたんだわ』

    「夜が明けるのってホッとするよね こんな日でも」「それは多分すごくいいことなんだと思う」「そうかな そうだね」

    人間の痛いところ触れたくないところ閉まっておいたところをこじ開けてでも掘り下げて、ぐさぐさ傷付きながら作品描いてるから私は藍川先生も藍川先生の作品も好きなんだなー。

    願わくば次の作品も読みたいなと思うけど、とりあえず飛行×少年の完結が読みたい。笑

  • 表紙から受ける印象と中身のギャップ。

  • 久しぶりに古張先生の単行本が出版されたので、遅ればせながら読みました。
    相変わらず、独特の世界観。(良い意味で)
    すごく古いものから、新しいものまで。
    藍川さとるから古張乃莉まで?と言ったほうがいいのかな?
    数年分なので、時代が見えます(笑)
    コメディ色はあまり無く、シリアス色が強いかな?

  • 届かなかったラブレター。突然の告白。内緒のおつきあい。
    さて、嘘はどれでしょう?

  • 私は多分この人の作品をデビュー時から読んでいる。
    キラキラと張り詰めた心情描写に線の細い印象のある描画、コマ外の手書き文字は案外と個性的。

  • 心に穴があくよう。

  • 待ったよ

    泣けた。

  • 待ってました!!!

  • 大好きな藍川さとるさんが名前を変えての久々の新刊。短編集です。シュールぶりに拍車がかかってるような・・・(笑)どれも「らしい」作品だったけど、『ふれるはずの未来』が一番好きかな。『晴天なり。シリーズ』の続きも見たいなぁ。

  • 名前が変わられて初のコミック。あとがき読んで同い年と判明。ははっ…。
    伝えたいことがありすぎて消化しきれてないような感じがした。
    長編作品と飛行少年の続きが読みたい。

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