うすあじ (ウィングス・コミックス)

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  • 新書館
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403619755

感想・レビュー・書評

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  • 最初の電車の話が一番ぐっときてしまった。
    壁の穴はめぞん一刻を彷彿とさせたけど、心にはもっと大きな穴が開いてる人ばっかり出てきて痛かった。

    死ぬのって意外と勇気が必要だから、刹那の衝動に後押しされないとできないものなのかもしれない。された方が迷惑なのは言うまでもないけど。
    自分に正直なのは前向きなことだけで十分だ。

    ともあれ、うすあじ堪能しました。

  • 初出1991~97年までの短編集。男から見れば、どの作品もリアルとは程遠い。物語にはリアル寄りも含まれているが、それですら幻想譚に感じる。「うすあじ」という表題だが、その薄さというのはキャラクターの個性ではなく、台詞語りの少なさ、絵柄(少なくとも劇画とは対極)、そして展開の起伏の小ささなのかなぁ。また、女性って(というより著者が)、こんな風にオトコを眺めているんだなぁ、と感じる。個人的には、夢幻譚に近い(ホラーとまでは言い難い)「So mach to say」が不思議な読後感を醸し出し、よかった。

  •  「眼鏡のない日」の考えオチが面白いのだけど、自分の解釈が正解かどうか全く分からない。要再読。

  • 初期短編集。

    1つ目の話が良かった。
    あとはあまり好みのではなかった…

  • 西炯子先生、気になってたのですが、初めて読みました。けっこう昔の作品の短編集。絵は「古いな~」と感じる部分もありましたが、話は面白かった~・・・と言いながら、どこが面白いか一言では語れない。何回か読まないといけないようです<(; ^ ー^)

  • 素晴らしい!
    かわいい女性とイケメンな男性がわんさか。
    ストーリーもかなり良い。
    難しくなく、恋愛だったりホラーだったり哀しかったり時代劇だったり友情越えてたり。
    大好きだ!

  •  西炯子の初期短編集。作風や時代背景などが当時の世相を反映しているので時代を感じさせる。が、独特のテンポで語られるその物語は独特のセンスが光っており、読者をその世界へ引きずり込む。ちなみに私が気に入ったのは1本目の『So much to say』。

  • こちらもまた然り

    可も無く、不可も無く

    多分こっちもあっちも売ってしまうと思うw

  • 絵が後半古いな。とりとめない印象。うすあじだからか。

  • 女子がかわいい。
    愛らしい表情をする。

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著者プロフィール

鹿児島県出身。1988年『待っているよ』でデビュー。代表作は『娚の一生』『姉の結婚』。

「2018年 『キスする街角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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