是-ZE- (11) (ディアプラス・コミックス)

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  • 新書館
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784403663178

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ通しての感想。流石、の一言。多カプ乱立のお話が大好きだけど、よくここまでそれぞれのCPカラーを出しながら一つのお話としてまとめ上げることが出来る…。
    和記はなんなんだ、とずっと思いながら読んできて、和記編を読んだ感想として、ただの人であった、と思った。そうであって良かった。後書きに「恋したのは力一」とあったのがすごくすごく良かった。キスひとつしなくても心を奪われたのは力一で、だからこそ本編軸の飽きて膿みかけた現代も力一の言葉があるから力一の子孫であるからああして居るしかない。やーいざまみろ人間らしく幸せになれー。
    真鉄については、戻っている気がするけど、そう簡単に奇跡が起きては氷見は!?と思ってしまう。もし戻らなくてもその結果を目の当たりにしようと踏み切れた、今の現実を見ようと思えたのが和記の救いで、結末なのかなと。
    いやほんと、どのカプもお幸せに。推しの彰伊×阿沙利と守夜×隆成は特に!番外編があるようだから読みまーすたのしみ。

  • 本誌5月号で最終回を迎えた「是 -ZE-」の11巻、最終巻が発売になりました。
    あ~本当に終わっちゃったんだな~としみじみ。

    雷蔵くんと紺は、ちょっとイレギュラー(雷蔵くんは唯の人)でしたが、ずっと言霊師と紙様の絆を描き続けた物語でした。

    最終話・和記編は、そこから離れてこの物語のはじまりを描くそんな意味合いがあったように思います。

    言霊師・三刀力一と人形師・和記・・・そして、和記の連れ合い(狼)であり、力一の紙様であった真鉄。

    自分の大切なもの、すべてを亡くしてしまった・・・それでも生き続けなければならなかった和記のあきらめにも似た哀しみ。

    哀しみの中で時を止めてしまったかのように生き続ける和記。
    そんな中、奇しくも、白紙に戻った阿沙利が過去の記憶を持ったまま再生する。
    そこから止まっていた和記の時が動き出します。

    過去を振り返り、大切な人が最期に残した言葉の真の意味を知った和記。
    生き続ける限り一人じゃない。
    生き続けること、未来があること、それは意味あることなのです。

    それに気づいた和記に・・・ひとつめの奇跡は起こったと思います。起こったと信じたい。

    そしていつか、大切な人に再び出会える、ふたつめの奇跡を信じて和記はひとつめの奇跡とともに生き続ける。

    最終話・和記編。

    ゆき先生が巻末で「BL的ラブシーンの薄さ」についてちらり語っていますが、この物語にふさわしい最終話だったと思います。

    私的には、コミックで書きたされた真鉄を目覚めさせる儀式のシーン・・・それを見守る阿沙利と近衛の表情が印象的でした。

    そして・・・書き下ろしのキャラクター勢揃いがとても嬉しかったですね。

    特に、櫻花さまのご姉弟さまには拍手喝采です。

    まだまだ読みたかったエピソードもたくさんあったように思います。
    本当に終わってしまったことが寂しい・・・。

    今月末に発売になるドラマCDがますます楽しみ。
    終わってしまいましたが、もうしばらく「是」の余韻に浸りたいと思います。

  • 全巻揃いを中古でポチッて、未読のラスト2巻を初めて読んだ。
    過去編は力一さんと若い頃の和記さんはかっこいいのに、穂積がゲス野郎にしか思えなくてムカついた(笑)。悪人が基本出てこない漫画なのに。言霊で誰かが殺しちまえと思いましたw。最後はハッピーエンドなんだけど、強引な展開な気もするなー。タイトル「是」の意味が分かる瞬間は良かったのですが。

  • 全11巻。購入済み。別名の短編有り。

  • 素晴らしい!本当にその一言に尽きる。

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  • CPによって楽しめるか否かの差が激しかったけども、はじめと終わりが好みだったので、読んでよかったです。 雷蔵と力一が好きキャラ(*´ω`*)

  • 不死の男×神様

  • 続きが気になって気になって一巻から一気読み(*´д`*)もうなんも言えない。

  • 一応本誌の方でも追いかけてて、最終回もそっちで読んだんだけど…まぁ、余韻があるといえば余韻のある終わり方...ハッキリ言うとモヤっとry…w  そういう部分を補完してのコミック化なのか、「最終話」ってのが​入ってた。
    じゃ、あの「最終回」はなんだったの的な疑問がわいたりわかなか​ったり?w
    最終話はオマケ的なエピソード。 あまりの大団円に直前までのドロドロが「え?なんで?」ってくら​いhappyでしたわ。

    この最終話、読みたかったような、あの最終回で終わらせててくれ​てもよかったなというか…複雑な気分です。

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