- Amazon.co.jp ・マンガ (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403664359
感想・レビュー・書評
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▼あらすじ
無職でバツイチ。
絵に描いたようなロクデナシの円山(まるやま)は、 借金を肩代わりしてもらう代償に、幼なじみの大澤(おおさわ)の恋人になった。
大澤の要求は、彼が帰った時に家にいること。
それ以外何もなかったため、うっかり女の子と遊び、すごい形相で怒られた。
どうやら大澤はものすごく分かりにくく、 円山のことが好きだったらしく……?
バツイチダメンズと×ツンデレ過ぎるゲイ。
幼なじみ同士のビタースイート・ロマンス!!
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個人的には本編よりも最後の読み切りの方が面白いと感じました。
いや、本編も面白いといえば面白いんですがページを使う割には展開が急で「どうしてそうなった?」と謎に思う部分が多く、結果としてそこまで萌える事が出来ませんでした…。
まず、バツイチダメンズの円山(攻)がかなり最初の方でツンデレ過ぎるゲイの大澤(受)の事が好きになるんですが、この動機が全くもって不明。
幼馴染みという設定はありますが、好きになる理由としてはまだまだ説明不足だと思います。
それ故に言うこと成すこと全てにおいてイマイチ説得力が無い…。
これが短編だったら展開の早さもある程度は仕方ないか、と思う事も出来るのですが表題作が一冊の半分以上を占めているのでもっと内容を深く掘り下げ、じっくりと展開を進める事も出来たのでは無いかと思います。
とはいえイラストは無駄な線が無くすっきりとしていて綺麗ですし、大澤のツンデレ具合(怖い顔とか舌打ちとか)が面白く、ちょいちょい笑えるので良い部分も勿論ありますが。
余談ですが、大澤の見た目と喋り方が某巨人漫画に出て来る人類最強のリが付くキャラにちょっと似てるなぁと思っていたら他のサイトのレビューでも同じ事を書いている人がいて笑ってしまいました。
いやー、やっぱり似てますよね…(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダメ男ノンケ×しっかり者のゲイ、幼馴染物。全体的に緩やかに進んでいったイメージ
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幼なじみもの。
バツイチダメンズ×ツンデレ過ぎるゲイ
(↑カバーより)
カバー下におまけあり。 -
絵柄がとてもきれいで気に入っています。絵が上手いだけだと没個性になりがちだけど、どの作品も受が超個性的でインパクトがすごくて印象に残ります…!
ツンデレすぎるというか、なぜここまで攻に対して怖いの~と訳わからない感じでかわいさがイマイチなんだけど、センセの一連の作品読んでいくとそこが一番の快感になってくるのが面白いです。ホラー顔芸がすごい。
借金で嫁に離縁され、友達にも見離されているクズな男×凶暴ツンデレゲイ。
ろくでなしにもほどがあると思うような円山は、クズのお約束どおりに見た目はチャラいイケメンww
ゲイでも何でもホイホイついて行く軽さが憎めないけど!
いくらイケメンでもこんな男の面倒を見てあげるなんて、と思いながらも、だらしない円山に対してのとても厳しい対応ぶりにどっちもどっちだよね~とニヤつきました。
子供時代の二人にも萌えます。
円山みたいな男は甘やかすとつけあがりますからね~あれくらいの塩対応でちょうどいいのでは。
でも、大澤はただそっけないツンなのではなく、自信のなさからくるネガティブな部分があるのがキュンときます。
そこに気づくか気づかないかではどんなクズな男でも雲泥の差があると思うんですよね…
その点、円山は心根は優しくてイイ奴なのではと思わせます。金銭的な部分では多少?不安が残りますが案外上手くやっていける気がします。
割れ鍋に綴じ蓋cp…!
同時収録の「半分はあなたに」大学生同士のぎこちないラブストーリー。心情が真っ直ぐに伝わってくるいい話でした。
カバー下も面白かったです。 -
初恋こじせてる卑屈な受と、初恋の相手であるロクデナシな攻。キャラクターは好みのパターンなんだけど、どうも話のテンポが悪い。。言いたいことはわかるんだけど、円山のダメさ加減とかラブ度とかが解りづらい。大澤のデレはわかりづらい位でいいけど…恐い顔で泣いちゃうとかギャップは欲しかったな!でも暴力的な受けってスキ♡
短編もやっぱりノンケ側の気持ちの変化の説明が不十分かな。 -
話のテンポが悪い。最初2話ぐらいはいろんなものを端折りすぎているのか何の話をしているのか、セリフが何を指して言ってるのかわからない。
セリフもどっちが話しているのかわからない。
終わりぐらいになってやっと何が言いたいのか、2人のキャラがつかめてきました。
「2人とも幸せになりました。めでたしめでたし」というよりは「こういう属性に萌える」って作品のようです。
心底幸せで、お互いが好きって雰囲気はあまりありません。
私はそっちに興味ないですが、受が某兵長に見えて仕方なかったです。