ネオンサイン・アンバー (ディアプラス・コミックス)

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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403665493

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わった後の私の顔面はボロボロでした。

    攻めの受けに対する見方が変わったとき(?)の対比というか、それが特にやばかったです(????)これは本当に読まないと伝わらないことなんですが、攻めと受けの初えっち、とても感動的というか、そんなにえっちなわけでもないのに、サヤの感情とか色々考えてると、ものすごくドキドキして、ものすごくえっちに見えます(???)

    大してえっちじゃないのに、手を繋いだり、キスするだけでえっちに見える。そんな作品見たことありますよね??そう、あの感覚です。2人の思いが交差し混ざり合う瞬間、とてもえっちに見えるのです。

    えっちを連呼していますが、私が特に好きなのはそのシーンではありません。やはり、勇介くんのあの言葉のシーンです。
    「サヤが誰かを好きになるのは、キモいことじゃないよ。」
    この作品が始めて買ったおげれつたなかさん作品です。(ヤリ部はネットで見てました)なぜ、今まで読んでこなかったというと、正直私、えっちさを全面に押し出していそうな作品が少し苦手でした。過程あってこそのえっちだと思ってます。だから、すごいピンクピンクした表紙に目がいきすぎて、購入に戸惑ってました。でも、読んでみてびっくり。過程あってこそのえっちさ、そのものが出ているんですね。
    中身はものすごい純愛です。私も純愛大好きです。ぜひ、読んでください。

  • クラブのホールスタッフ×アンバーな肌のギャル男系。
    表紙がホログラム&ネオンピンク使いで超美麗。惹きつけられます。

    チャラい雰囲気の中で、一途な純情が光るストーリーでした!どう見たって遊んでる感じのサヤなんですが、素顔は意外にも繊細で純粋な心の持ち主で、ほんとにカワイイです。
    緒方のわかりにくい心の動きまで察知できるくらい、人の気持ちも読めてしまうので、傷ついたと知られたくないからチャラいふりをしてしまう子。…きゅーんとさせられてしまいました。
    緒方が自分の気持ちを敏感に感じ取ってくれるサヤに、どんどん魅かれてしまったのは当然のことですね。
    クールで無表情なところが魅力かと思ったら、緒方はそこにコンプレックスがあってかなり気にしてる様子。
    …けっこうむっつりスケベかも~!
    無表情攻ですね。描くのが大変難しそうと思ったりするキャラです。微妙な感情表現を顔つきにしっかり出せるセンセだから、こんなに魅力ある攻に描けるんですね。
    サヤは感情豊かで、泣いたり笑ったりという感情があふれ出てて、見飽きないです。
    二人の気持ちの揺れ動きがじっくり描かれていて、その感情にもリアル感がすごくあって感情移入しまくりでした。
    特に、「ごめん」の後の二人の会話がたまらなかったです。気持ちと身体のくい違いと、気まずさと絶望感。
    どうなることかと心配に…
    でも、その後の展開が思っていた以上によかったので、満足感が倍増しました。トラウマ元凶をやっつけるシーンにスッキリ。

    エロ的にも萌えました。触りっこも初Hも、ラブラブなイチャコラを省かずにきちんと描いているのが秀逸です。愛を感じられました。
    とてもごちそうさまなエロでした。

  • 表紙の子が色っぽい子だったので、勝手な偏見でギャル男受のキメセクりんかん最終的にアヘ顔ダブルピースで終わるような感じかな(ひどい偏見)と思って後回しにしてたんですけど、読んでみたら↑のギャル男がとても純情で、いい意味で期待を裏切られて、今おげれつ先生に誤りたい気持ちでいっぱいです 受がホモいじめにあってたり、ノンケの攻が受と寝ようとして最初勃起しなかったり、リアルめで面白かった

  • 本当BLでは珍しくガッツリ女性絡ませる人だなぁ。クラブのスタッフ×チャラ男
    一度は男はダメって萎えたのに、次に普通に抱けてるのに、もう少し心のうちとか読みたかった。
    でもお話としてはとても面白い。
    実力ある人だなぁ。

  • 絵がもうすごくて、目線とか噛み締めた唇とかの描写一つ一つから攻めと受けの心情が痛いほど伝わってきて切ない…!
    受けのパンツおろしたとこで、やっぱり男なんだ、出来ない、ってなってそれから色々あって気持ちが再度繋がってえっちに至るんだけど、やっぱり本気で好きだから出来るようになった、ってことでいいのかな?そこを考えると上下2巻でも良かったかなぁ~と。それはそれで間延びするのかしら……
    受けの子がすごく良い…過去に傷持つゲイ、褐色の肌っていうのもいいし傷を埋めるためにわざとチャラチャラ女遊びばかりしてたり、なのに意外な一面が!あるのもいい~。
    読後感も幸せいっぱい、今年初読みにふさわしい1冊でした♪

  • 何度読み返してもおげれつ先生は天才だと再確認させられる

    この作品は攻めがノンケで受けのことを「かわいい」、「触りたい」って思うようになっていざそういう雰囲気になり初めて受けの裸を見ると想像より男らしい体に「できない」と怖気付いてしまう
    妙にリアルで、片方がノンケの恋愛だとやはり障害も多いだろうしその切なさというかすごく上手に表現されていて胸が痛い
    この場面があることによって初めて2人がシタ時の感動がすごい
    2人でシテいる時受けのサヤちゃんが「ありがと」「よかった」「やったぁ」と答えててギャル男だから軽い感じに見えて答えている言葉もシンプルだけど過去の出来事だったり1度目の緒方とのことがあったからすごく重く感じたし心から安心しているのが伝わってきてグッとくるものが、、
    先生の描く表情が本当に繊細で、細かな感情もしっかりと伝わってくるので心が揺さぶられる

    • わをんさん
      ハルマリは和ヤマちほ、ララハリひなな貴子らはあちららあかはそをわやれらわわ むはのれらなねゆなかさななたややな…€!€
      ハルマリは和ヤマちほ、ララハリひなな貴子らはあちららあかはそをわやれらわわ むはのれらなねゆなかさななたややな…€!€
      2023/07/17
  • ピュアピュアすき。。


    面白かった。

  • 泣いた…最高だった。

  • 抱こうとしたときの「可愛くても、ちゃんと男なんだ」ってなるところ好きすぎる。
    拒絶されたウケの強がり顔はもはや国宝。愛。
    しかもこの子、おこちゃまみたいなキャピキャピに見えて精神の方はちゃんと大人じゃん……。はぁー、泣かせるわぁーーーーー。

  • ゲイであることの葛藤とジレンマと愛しさ
    個人的に褐色ギャル男受けがまじで推せる
    やっぱごめん…て言われた時の表情とか心理描写がとてつもなく上手すぎて感情移入して泣く
    また読み直そ

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著者プロフィール

おげれつたなか
BL作品で「おげれつたなか」、非BL作品で「たなかマルメロ」と筆名を使い分けている。元々は『黒子のバスケ』二次創作メインで「たなかでござる」という筆名で活動。2014年6月、『恋とはバカであることだ』で商業誌デビューを飾る。以降、早い執筆ペースと確かな画力、表現力で一躍人気作家になる。
代表作に、2012年から「Pixiv」で不定期連載され、2016年幻冬舎から単行本化された『ヤリチン☆ビッチ部』(略称『ヤリ部』)。同作はドラマCD化、アニメ化された。

おげれつたなかの作品

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