武家の棟梁源氏はなぜ滅んだのか

著者 :
  • KADOKAWA(新人物往来社)
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404026583

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  • 鎌倉幕府を創設し、武家の棟梁となった清和源氏。
    じつは幕府創設よりも100年以上も前から、東国武士団の棟梁となってました。
    前九年・後三年の役で活躍した八幡太郎義家から、三代将軍・実朝まで、清和源氏の武勲と栄光、そして没落と源平合戦での再生、滅亡へと展開します。
    清和源氏と東国武士団、特に坂東八平氏との結びつき、保元・平治の乱から源平合戦までの朝廷における立場、鎌倉での北条氏との関係などが描かれています。
    一見、男性社会のように見えますが、意外にも『平家物語』同様、女性の役割がかなり大きいです。

    ニン、トン♪

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。1973年、青山学院大学文学部史学科卒業。1981年、青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。現在、京都女子大学名誉教授 ※2022年6月現在
【主要著書】『伝説の将軍 藤原秀郷』(吉川弘文館、2001年)、『源氏と坂東武士』(吉川弘文館、2007年)、『源義家―天下第一の武勇の士―』(山川出版社、2012年)、『東国武士と京都』(同成社、2015年)、『源氏の血脈』(講談社学術文庫,2022年)

「2022年 『公武政権の競合と協調』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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