孤宿の人 下

著者 :
  • 新人物往来社
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  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404032584

感想・レビュー・書評

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  • 宮部みゆきは、ファンタジーの装置として江戸時代を使うんだな。
    そう思えばやけに今風の分別を持った登場人物も許容できるかも。時代劇としてのリアリズムを求めると、すっきりしない。

    上下巻じゃなくって1冊の長さくらいのほうが話のテンポもよくまとまったんじゃないかな。
    宮部みゆきの時代物でも、短編は面白いので、特にそう思う。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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