相思空しく: 陸奥宗光の妻亮子

著者 :
  • KADOKAWA(新人物往来社)
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本棚登録 : 17
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404034373

作品紹介・あらすじ

新橋の芸妓から17歳で陸奥宗光の妻となった亮子。陸奥に従って渡米、駐米日本公使館の花とうたわれ、陸奥の活躍を陰で支えたその愛と波瀾の生涯を描く渾身の長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 「服従するなかれ、理屈をもって堂々と争うべし」陸奥のポリシー
    関門海峡を見下ろす景勝地 春帆楼 李鴻章と日清戦争の講和会議 清国の暗号は解読されていた
    蹇々録 易経の蹇蹇匪躬から引用 蹇々とは足が萎えるとか、悩み苦しむとかという意味があり、職責を全うするために、苦しみ抜いてきた中で、脳裏に深く刻み込まれたことをしたためたという意味をもっている

    秘書 原敬

    宗光 54才 亮子 45才

  • 亮子さんが可愛くて可愛くて

  • 陸奥宗光・亮子夫妻を主人公に展開する小説。時代に翻弄されながらもひたすら夫を想う亮子さんの姿が印象的。女性作家らしい描写で、献身的な彼女の愛を描きだしています。
    読んでいて、作者自身の陸奥夫妻への愛が感じられる本です。

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