- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404035585
作品紹介・あらすじ
江戸から金比羅代参で讃岐国を訪れた九歳の少女ほうは、丸海の港で置き去りにされ、たった一人見知らぬ土地に取り残される。幸い、丸海藩の藩医・井上舷洲宅に奉公人として住み込むことになった。そして半年-、この丸海の地に幕府の罪人・加賀殿が流されてくることに。海うさぎが飛ぶ夏の嵐の日、加賀殿の所業をなぞるかのように不可解な毒死や怪異が井上家と丸海藩を襲う…。
感想・レビュー・書評
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10年くらい積んでた本、当時内容が入ってこなかったのですが、今回も序盤なかなか読み進められず苦戦しました。
中盤からは面白くなってきて一気読みです。
ほうと宇佐の周りの人がどんどん不幸になるので、幸せを願いながら次巻を読みたいと思います。 -
再読。
久々の宮部みゆきさん作品。
面白ーい。
なぜ本棚に眠らせていたのだろう。
下巻へ -
時代背景は江戸時代末期だから、分類的には時代小説になるんだろうけど、内容はミステリ的要素も濃厚。宮部作品のうち、何となく時代小説は読まずにきてたんだけど、評価を見ると、これが総じて高い。なのでとりあえずは手元にあったこれから。まだ物語の前半ってことで内容の良し悪しは述べられないけど、なかなか正体を現さない謎の罪人がいたり、殺人事件が絡んだり、先の展開が気になって仕方ない物語展開は、さすがならでは。下巻も楽しみです。
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政治 面目 迷信 市井 嫉妬 無垢
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読書好きの上司からおすすめされて。
時代ものだけど、宮部先生だから読みやすい!
これはミステリーの分類なのかなと思いつつ。
それぞれの登場人物、たってますね。
宇佐とほう、幸せになって欲しかった・・・。
最後の加賀様からほうへ贈られたもので、感動しました。 -
ずっと読まずに取っておいた作品。ぐいぐいと惹きこまれて読めた。
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泣きたい時におすすめの本です。江戸時代が舞台の小説を読み慣れていない方でも大丈夫です。