勝つ司令部 負ける司令部 (新人物文庫)

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著者 : 生出寿
  • 新人物往来社 (2009年11月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404037671

勝つ司令部 負ける司令部 (新人物文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ロシアに勝った東郷平八郎とアメリカに負けた山本五十六を比較したお話。戦時中の話は「こういう見方もある」と思うに留めるべきだと思いますが、組織としてこうあるべきだろうと納得するお話もあります。

  • 太平洋戦争は負けるべくして負け、日露戦争は勝つべくして勝った。

  • 生出寿氏の本は「知将児玉源太郎―ある名補佐役の生涯」と「秋山真之のすべて」をかなり前、おそらく大学生の頃に読んだきりでした。

    いやぁ、痛快というか、快刀乱麻というか、太平洋戦争の山本五十六とその司令部を一刀両断。
    『比するに日露戦争の東郷平八郎連合艦隊司令部とは、そりゃ山本が可愛そうというものだ・・・』などと思いつつ読み進めるうちに、山本五十六への冷徹な評価に新鮮な驚きを感じます。とかく軍神とあがめられている感のある山本五十六とは、かくも低俗な人間性だったのかと、ちょっと認識を改めざるを得ませんでした。

    昔読んだ「失敗の本質」 という、多くの会社社長が座右の書には、「航空主兵を主張する山本五十六」はヒーローみたいな感じで書かれています。それが生出寿氏にかかれば一介の俗っぽい博奕打ちに豹変、国を博打にかけた卑しい性格の人物となりました。

    どちらが山本五十六の本質をついているのか。

    もう一度「失敗の本質」を読み返してみようと思いつつ、生出寿氏の「凡将山本五十六 烈将山口多聞」も読んでみたいと思います。

  • 軍事もの好きな組織を束ねる人に勧め2。山本五十六を軽く批判したい人向け。失敗の本質とあわせて読めば、こんな見方もありますよ的に。

  • 事実かどうかさておき、神格化される時はその詳細の事実を隠す場合が極めて多い。五十六さん、まさかあなたもカシラ?何れにせよ、勝てば官軍、、という事でしょうか。

  • 山本バッシング。失敗の本質は本質ではなく、迷信との記載も。異なる視点が面白い。

  • 日露戦争で強大なロシア艦隊を破った東郷平八郎率いる連合艦隊と太平洋戦争で完敗し戦死した山本五十六率いる連合艦隊。勝敗を決めた要因は何だったかをそれぞれの司令部の人事陣容や各海戦の詳しい戦況分析を基に解説。

  • 一度成功を経験者した者は次も成功するとよく聞きますが、そういう人は皆確実な勝算を持っている。別な言い方をすると成功するプロセスを持っているのでしょう。それを繰り返せばいつも成功する。
    逆に失敗する人はうまくいくプロセスを理解していないので失敗を繰り返す、ということがよくわかります。
    もちろんプロセスだけではなく、リーダーとしての姿勢に大きな違いがあります。
    山本五十六にこのような見方があることは知りませんでした。

  • ■うーん。勢いで強引に制作したような印象。特に名将とされている山本に対してはかなり辛辣なのが特徴。全体的にかるい感じでしょうか。
    ・ただ、東郷元帥の日露戦当時の感想が記述してあるのと、山本の忠実な部下と思われていた大西瀧治郎が相当山本の戦争指導に対して激烈な反感をもっていた事を知ったのは収穫。

  • 戦いに勝つか負けるかの重要なポイントの一つに司令官とその参謀たちとの関係に目を向けた作品。取り上げている司令部は、サブタイトル通り東郷平八郎と山本五十六の司令部。個性の強い参謀を纏め上げた寡黙な司令官と、個性が強すぎてサポートに徹せざるを得なかった山本の参謀たち。山本の下には、山口多聞のような人材が必要だったとしみじみ思わされた。しかし、そんな司令部を支えたのは軍、さらには国民の人気と戦況に対する正しい認識が不可欠であったことにも触れている点が本書をありきたりな本以上のものにしている所かもしれない。

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