軍艦「甲鉄」始末 (新人物文庫 な 6-1)

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  • 新人物往来社
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404038142

作品紹介・あらすじ

新政府軍が江戸城をめざして進撃しつつあった慶応四年(一八六八)四月二日、長い太平洋の航海を終えて一隻の軍艦が横浜沖に着いた。フランスで竣工したこの軍艦は、一年前に幕府がアメリカから買い付けた最優秀艦「ストーンウォール」であった。ところが、幕府瓦解後の戊辰戦争のさなかにあって、旧幕府艦隊の旗艦「開陽丸」より強力と見られるこの軍艦に目をつけた新政府は旧幕府との間に水面下で熾烈な争奪戦をくりひろげる…。軍艦「甲鉄」の有為転変の一生を通して、維新史に新しい光を当てた雄渾の大作。

感想・レビュー・書評

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  • 2010.2

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著者プロフィール

中村彰彦

1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。87年に『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。91年より執筆活動に専念し、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞。また2015年には第4回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。小説に『鬼官兵衛烈風録』『名君の碑』『戦国はるかなれど』『疾風に折れぬ花あり』、評伝・歴史エッセイに『保科正之』『なぜ会津は希代の雄藩になったか』など多数。

「2020年 『その日なぜ信長は本能寺に泊まっていたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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