争乱の日本古代史 (新人物文庫 や 3-1)

  • 新人物往来社
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404038531

作品紹介・あらすじ

倭国の大乱をおさめ、邪馬台国の女王として連合国家に君臨した卑弥呼と台与。その平和な時代も長くはつづかず、魏の滅亡後、「倭の女王」が晋に朝貢してきた記事を最後に、中国の史書から姿を消した邪馬台国は、その後どうなったのであろうか…。縄文・弥生時代から奈良時代まで、戦争・内乱・政変をキーワードに描く壮大な権力抗争のドラマ。人びとはなぜ戦いを始めたのか、なぜ古代国家には内紛が頻繁に起こったのか、内紛の渦中にいた人たちは何を考え、どう行動したのか、などなど古代史をめぐるさまざまな謎と問題点に迫る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この書籍は、日本の古代の騒乱の歴史です。

    戦争がないとされていた縄文時代後半からの日本人と争乱の関係が書かれ、縄文人と弥生人との関係や今でもどこにあるのか議論の元になる「邪馬台国」の時代の「倭国大乱」など多数多様書かれています。

  • 人類は有史以前から争いを繰り返してきた。
    アルコールを醸造するようになったのは8千年ほど前だという。
    今日でも国家間の戦争は無くならないし、二日酔いにもなる。
    何も進歩していない。

    唯一進歩したと言えることは。
    現代に生きる我々は過去を現在を知ることができるということだろう。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1951年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。44年間、私立東邦大学付属東邦中高校で教壇に立ち、現在は昭和女子大学国際文化研究所研究員。専門は日本考古学。日本考古学協会全国理事を歴任。

「2022年 『ここまで解けた 縄文・弥生という時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山岸良二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×