戦国武将 変わり兜図鑑 (ビジュアル選書)

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著者 : 須藤茂樹
  • 新人物往来社 (2010年5月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404038586

戦国武将 変わり兜図鑑 (ビジュアル選書)の感想・レビュー・書評

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  • 戦国武将のさまざまに趣向を凝らした兜の数々を、カラー写真で紹介している本。
    まずは表紙に圧倒されます。これは本当に兜なんでしょうか?
    興味しんしんで読みました。

    今の感覚からすると、度肝を抜くようなデザインのものも多々あり、当時は奇抜なセンスも多用されたことがわかります。
    金の日輪の中に梵字があしらわれた伊達政宗の兜や、権現像を前盾に飾った上杉謙信の兜。
    表紙のものは荒神の貼懸で、これも謙信の所有物でした。

    ほかにはツバメやウサギ、ムカデやケムシを模したものもあります。
    なんてアートなんでしょう。
    山鳥の毛や、にわとりの尾をつけたものなどは、折れたり抜けたりしないのかな、そうしたらまた加えるのかな、などと考えました。

    強烈に強そうなのは、本多忠勝の鹿の角を模したもの。
    強烈にかわいいのは、松平信一のみみずくの形を模した「木菟形兜」。
    今で言う、猫耳みたいです。

    大きな赤いおちょこをひっくり返したような形のものもありました。
    雨が降ったら、下受け皿に水が溜まってしまいそう。

    一番度肝を抜かれたのは、天海の「麒麟前立付兜」でした。
    麒麟の前盾に、水牛の脇立がついています。この水牛の角が巨大でびっくり。
    「世界に広めよう、友達の輪!」のポーズをとっているようで、完全に邪魔になるし、簡単には別の方角を向けなさそうです。
    しかし天海は僧正だと思っていたので、具足があるとは意外でした。

    私はサザエの形をした兜「鉄錆地栄螺形兜」がが気に入りました。
    前立てがついていないので、鉄でできたサザエ帽のよう。デザインがいいです。

    武将と兜のエピソードも紹介されていますが、全ての兜の写真が掲載されているわけではありません。
    例えば真田幸村が戦死した時にかぶっていた兜は、彼が死を覚悟してつけた真田家に伝わる鹿の角の兜で、その兜によって、兜首が幸村だとわかったとのこと。
    そうした話を聞くと、どうしても兜が観たくなるものですが、肝心の兜の写真が掲載されておらなかったので残念に思いました。
    せめて絵だけでも掲載されていればよかったのですが、もうエピソードしか残っていないのでしょうか。

    当時の武将たちの華やかさが伺える、楽しい一冊でした。
    この本のように、レプリカでもよいので、さまざまに意匠を凝らした兜を一堂に集めた兜ミュージアムがどこかにあってもよさそうだと思いました。

  • 兎耳に猫耳(←性格にはミミズク)、文字だったり、剣だったり。
    政宗公の半月が「ごく普通」に見えてしまうのが恐ろしい。
    兜の詳細だけでなく、所有者についてもコラムが充実しています。

  • 掲載されている写真は素晴らしい。というか、兜が素晴らしい。
    説明文は、兜というより、武将の説明が多い。
    写真見てるだけで良い。

  • まるで現代の仮面ライダーにそのまま出てきても通用するような
    見事なデザインセンス。今までなぜこれほどの意匠にスポット
    ライトが当たらなかったのか不思議なほどだ。まあ、私が知らな
    かっただけなのかも知れないが。いやぁ、日本人侮り難し。

    この手の本で一番重要な画像が全編カラーなのが何よりいいね。

  • 変わり兜図鑑。カラーで見られるのがいい。

  • 図書館の新刊コーナーで私に向かっておいでおいでをしているように見えたので(笑)、ついつい借りてきてしまった。名前はとても一度では覚えきれないが、いろいろな形があって面白かった。何よりカラー写真が大きく、「これもいい、あれもいい」とまるで通販のカタログをめくるようなワクワク感で楽しめた。

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