魏の武帝 曹操 (新人物往来社文庫)

著者 : 石井仁

• 新人物往来社 (2010年8月6日発売)

作品紹介・あらすじ

正邪を超越した史上屈指の英傑。三国時代研究者が、正史をはじめ多くの史料・国内外における最新の研究成果を駆使し、曹操の実像を明らかにした本格評伝。

感想・レビュー・書評

[cv3-saratogaさんの感想 · 2018年12月22日]

[評価]
★★★★★ 星5つ

[感想]
三国志の主人公とも言える曹操の生涯をまとめた一冊
曹操も袁紹を討ち、河北を手に入れるまではかなり不安定な立場だったことがよく分かる。一歩間違えれば、逆にやられていたと思うけど、そこで負けないのが曹操のすごいところだと思う。時代を作った曹操の一生は魅力的だった。

[arm0rdさんの感想 · 2015年8月30日]

完璧超人とも、悪役とも違う曹操の魅力が詰まってる一冊。
生い立ちについては初めて知る部分が多く勉強になりました。
荀彧について清廉潔白というイメージを持ってると、驚かされるかな、と思います。
ただ、歴史ものなのでこの本を鵜呑みにすることはしない。

[深海いわしさんの感想 · 2012年2月12日]

ある程度歴史の流れや人物を覚えてからじゃないと厳しい本かも。英雄でも悪役でもなく時代の流れと一人の人間が関わって生まれた人物像を描いている感じがしました。曹操以外の人物も、同じ一人の人間として描いているところも良いなと思います。

[sinVCFさんの感想 · 2011年12月6日]

曹操についての本はいくつか読んでいるの殆どは既知の事柄であったが、魅力を再確認。

[anchangboowyさんの感想 · 2011年9月17日]

なかなか読みにくい本だけれども
『曹操』や
ほかの三国志の登場人物の
政治的観点での評価が
がんばれば読み取れる本です。

もうどろどろ満載なので、
三国志演義で満足できる方はお勧めしません。
まさに三国志マニアのための本！！

著者プロフィール

名城大学 教授

「2022年 『建築の環境 基礎から学ぶ建築環境工学』 で使われていた紹介文から引用しています。」