- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404040053
作品紹介・あらすじ
等活地獄、黒縄地獄、叫喚地獄、阿鼻地獄…。古来、日本人はなにを恐れ、なにに救いを求めてきたのか。六道を輪廻する人々の恐れと救いの絵巻を読む。
感想・レビュー・書評
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とくに興味深かったのは人道不浄相図。日本における「死の舞踏」「メメント・モリ」か。初めて知ったのは京極夏彦「巷説百物語」の中で、腐乱死体どころか死そのものがあまり身近なものでない自分のような現代人にとって衝撃的だった。
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地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道という六道の簡単な紹介と、それぞれを描いた古画を紹介している。
地獄道に限った本ではなかったので、タイトルに偽りありとは思いつつも、まあまあ面白かった。 -
2015年10月30日に紀伊国屋書店台中中港店にて購入した。(NT$675*0.79=533)
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写真がわかりやすく載ってていて読みやすかった。
ざっと六道の様子がこれでわかるといった感じか。
読み終わったあと、もう一歩踏み込んだものを読みたくなる。 -
(推薦者コメント)
地獄の世界、それは想像でしかないし、現代の日本人にとってみれば空想でしかないが、昔の人々にとっては死の後訪れる現実だった。地獄の恐怖を綺麗な絵で見せてくれる一冊。 -
地獄をおさらいした。
六道ですから、天道もあるのですが、天人五衰ということを学んだ。
いわゆる天国ではないんですね。 -
閻魔王庁にはじまり、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道について、それぞれ「六道絵」(聖衆来迎寺所蔵)を用いて紹介している。地獄絵はまず全体図を掲載し、次に各場面をクローズアップしているので、細かいところまでよく見える分、過去に大なり小なりおかした己の悪行が気になって気になって仕方なくなる。
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子供が怖がっていた
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等活地獄、黒縄地獄、叫喚地獄、阿鼻地獄…。古来、日本人はなにを恐れ、なにに救いを求めてきたのか。六道を輪廻する人々の恐れと救いの絵巻を読む。