会津に恋して

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著者 : 小日向えり
  • 新人物往来社 (2012年10月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404042620

会津に恋しての感想・レビュー・書評

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  • いつもながら小日向えりさんの本は読みやすいのでありがたい。私のように微妙にわかっててわかってないひとにも読めるように書いてくれています。さらに、「イケメン幕末史」にも掲載されていた方でも、取り上げられているエピソードのダブリがほとんどなかったので単純に「すごいな!」と思いました。
    この本は、会津戦争を中心にかかわっていた幕末の人々が25人とりあげられています。
    山本八重はもちろん、兄の覚馬に元夫の川崎尚之助、その他名前を聞けば「八重の桜」の時のキャスティングで頭に浮かぶような方々がずらり。久しぶりに「八重の桜」が楽しめたような気分です。
    ちなみに、大河ドラマの放送に合わせて出版されたのかと思っていたらそうでもなかったみたいですねw

  • 「会津に恋して」。
    このタイトルに惹かれて読み始める。
    福島は隣県、小学校時分から「白虎隊」のことも
    知っていたし、小学校時、そこの歴史探訪(飯盛山を含む)をした記憶も
    残っている。(「記憶の書き換え」ではないと、思うが・・)

    読んで一番心に残った人は、山本覚馬。
    目を患いながらも、過酷な試練を乗り越えて、後世に残る学問の
    礎を成したからだ。高校時代、進学を考えた大学の一つでもある
    「同志社」がこの人の尽力が大だったとは・・・。

    次に松平容保(かたもり)
    「孝明天皇に忠誠を尽くした悲劇の会津藩主」と本にあるが、
    凄絶な一生に言葉を失ってしまう。

    中野竹子はこの本で初めて知った。
    「江戸生まれの垢抜けた美で文武両道 (略) 幼少の頃から頭が良く、
    五歳で「百人一首」を暗唱して、一字も誤らなかったそうです」。

    会津藩関係で活躍した人達は、男女を問わず、文武両道の人達が
    多かったという印象を持つ。

    覚えておきたい人物
    柴五郎
    義和団の乱で多くの人びとを救出、世界に尊敬された会津人。

    新島八重、父・権八 母・佐久
    新島  襄

    川崎尚之助
    最後まで会津藩とともに生きた八重の最初の夫。

    西郷頼母(たのも)
    容保の京都行に最後まで反対した悲劇の宰相。

    萱野権兵衛
    「反逆の首謀者」として会津藩の罪を一身に背負い切腹。

    佐川官兵衛
    鬼と呼ばれた会津随一の猛将。

    大山捨松
    鹿鳴館の花と謳われた貴婦人。

    照姫
    籠城戦の象徴として女性たちを指揮した容保の義姉。

    斉藤一(はじめ)
    会津藩に殉じた新撰組随一の剣の使い手。

    土方歳三
    武士より武士らしい「ラスト・サムライ」。

    秩父宮妃勢津子
    会津復権の架け橋となったプリンセス。

  • 幕末の会津藩に関わる25人の人物群像。
    著者の思い入れが伝わって来る。
    来年の大河ドラマ「八重の桜」を見る前に読んでおくといいと思う。

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