紅茶事典

著者 :
  • 新星出版社
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本棚登録 : 159
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784405090965

感想・レビュー・書評

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  • 表紙に見覚えありますが、さてどこで購入したかしら。

  • ネパールで購入した『ゴールドTea』を飲むにあたり一読。

    希少価値の高いというこの紅茶は、確かに見つけるのが難しかったです。ただ、いまいち分かっていなかったので本書から学ばせて頂きました。写真がふんだんに使われていて、よーく分かりました。紅茶は色味も大切ですから、写真は必要不可欠です。ゴールドティとは、本書のゴールドチップという新芽のことだと思います。茶葉の色が一致してスッキリとしました。また高品質の証、カップの淵に沿って黄金色の輪!これも出ました。ミルクティ、ブラック、アイスティなどに向いているアイコンも興味深かったです。

    ブランドティメーカーのフレーバーティも頂いたばかりなので、これが何に向いているか、なん時に飲むのが良いのかっていうところも勉強になりました。

    オレンジペコは東洋的なお茶だと思っていたけれど、やはり中国茶と同じ製法。龍眼かそれに似たベルガモットの香りを付けたアールグレイ。香りが抜群に良く水色、味のバランスがとれた紅茶の王様ダージリン(香はマスカットやスミレやスズランをイメージすると良いらしい)。色々と曖昧だったことも知ることができます。

    紅茶の入れ方としての講義ページもあり、水には空気を多く含ませる、茶葉から紅茶の味をしっかり抽出させるためのジャンピングに、1杯目は香りを、2杯目には水色と味を楽しむという点も重要です。マサラティなどのインドティの抽出の仕方、ミルクティにはノンホモジナイズドのミルクが適している、アイスティの入れ方とか、フレーバーティなどのレシピも参考になります。

    発効前が緑茶で、半発酵段階がウーロン茶や鉄観音、完全発酵したものが紅茶というところもなるほど~と思いました。

    紅茶ブランドカタログも奥深かったです。

    大好きなお茶はよく頂くので我が家の大切なコレクション。今日はゴールデンティをジックリ堪能しようと思います。

  • 秋の夜に紅茶はいかがですか?

    この本では、紅茶の茶葉の種類についてだけでなく、代表的なメーカーやブランドの紅茶についても書かれているので、紅茶好きの人も、紅茶にあまり詳しくないという人も楽しめます。
    紅茶についてや紅茶の歴史も書かれており、後ろの方には、紅茶を使ったドリンクや紅茶のいれ方も載っていて、紅茶の魅力が詰まった一冊です。

  • 紅茶で有名な磯淵氏が書かれた本とあって、まさに紅茶のバイブル。
    美しい写真とともに、紅茶の歴史から茶葉の基礎知識を学ぶことができます。
    アフタヌーンティーの風習を始めたといわれるアンナマリア王妃のドローイングルームの写真は”保存版”です。

  • ルピシアの通販サイトにて。

  • 磯淵さんは多作です。紅茶の様々なことが知れます。

  • 紅茶について知りたくて購入

    紅茶って奥深いなぁと改めて思い出させてくれた
    淹れ方は勿論、歴史とか産地とか
    茶葉のブロンドとかも紹介されてて重宝してます

  • 紅茶事典、で検索するとamazonでトップに出て来た。後で分かったが、つい先月NHK教育テレビで放送された、紅茶についての1カ月シリーズで講師として出演された方だそう。最終回のスチュワード麻子さんの出演分のみ見たので知らなかった。
    紅茶の歴史的背景や、産地、その地理的特徴からくる茶葉の違いや、色んな茶葉の説明、美味しいお茶の入れ方まで、紅茶のあらゆる点を網羅して書かれており、まさに「紅茶のバイブル」的なものでした。
    今まで、単に好きで紅茶を飲んでいましたが、これからもっと色々知りたいと思うようにさせてくれた本です。また、色んな茶葉もどんどん試して行きたいと思えるようになりました。

  • 最初にこの本を手にしたのは数年前のこと。

    NHK教育TV(E-テレビ)「極める・田中卓志の紅茶学」
    (⇒ http://ow.ly/5wb09 )を観て、再びこの本を手にしました。

    すると、この番組に出ていた磯淵さんが著者であったことに気付
    きました。
    番組で感じられた磯淵さんさんのお人柄から、いっそ磯淵さんの
    紅茶教室に通おうかっと思ったものの平日開催とのことで断念。

    今日は、カティサークを飲みながら紅茶Mapを作成してみました。
    (⇒ http://ow.ly/i/e618
    スコッチウィスキーのカティ―サークと紅茶のつながりもこの本を
    通じて知ることができました。

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著者プロフィール

1951年愛媛県生まれ。日本の紅茶研究における第一人者。青山学院大学卒業後、大手商社に入社して貿易を覚えるうちに紅茶の魅力に惹かれ退社。28歳で紅茶専門店「ディンブラ」を開業する。スリランカなどの紅茶の輸入販売を手がけ、各地の紅茶の特長を生かした数百種類のオリジナルメニューを開発する。大ヒットした「キリン 午後の紅茶」にはアドバイザーとしてかかわり、30年におよぶロングセラーに導く。また、モスバーガーが運営する「紅茶とワッフルの店・マザーリーフ」のアドバイザーも務める。紅茶にまつわる著書は40冊を超え、講演も大人気で、多くの紅茶ファンを魅了し続けている。

「2017年 『茶楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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