マルクスのかじり方

著者 :
  • 新日本出版社
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本棚登録 : 144
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406054645

感想・レビュー・書評

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  • マルクスをかじるには良かった。多少なりとも「資本論、読んでみようかな」とは思った。

    でも、著者の主張したい、全然関係ないこと(主に大学生活について。あと一部慰安婦問題)にやたらと文量が割かれていてイライラした。
    読んで欲しいターゲットを大学生や自分のゼミ生に仮想して書いているんだろうけど、それ以外の読み手にとってはただの年配者の愚痴と苦言(妄言?)でしかない。
    しかも新鮮な「お説教」ならまだしも、定番も定番で「本を読め」とか「忙しいのは充実していること」とかの超ありきたりな中身。
    その辺のお説教文章と後段の座談会が全部なくなって、あとがきをちゃんと書いたらもっといい本なのに…

著者プロフィール

石川 康宏(いしかわ やすひろ)
北海道札幌市出身。西宮市在住。著書に『覇権なき世界を求めて』(新日本出版社)、共著『若者よ、マルクスを読もう』(かもがわ出版)他。神戸女学院大学名誉教授(2022年4 月より)。

「2022年 『先住民族アイヌを学ぶ  』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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