ぼくらが出合った戦争―漫画家の中国引揚げ行

著者 :
  • 新日本出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406055000

作品紹介・あらすじ

戦後を代表する漫画家たちの共通点-それは中国からの"引揚げ"だった。敗戦を境に生活は激変。わが子を守ろうと必死の親たちに手を引かれ、彼らの引揚げが始まる-。

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の中国残留孤児や引き上げについての説明がちょっと固かったけれど(漫画も一切なく)
    中国が内乱の中、積極的に日本人を帰国させてあげようとした動きがあったことに驚いた。

    赤塚氏の文章がたんたんとしているのだけれど衝撃。
    いじわるな日本人は殺されちゃったとか、
    妹が亡くなって 母親が4人の子供いては大変だから親孝行だな、とか。。。

    『シンドラーのリスト』では、体験談をアーカイブにまとめている と紹介があったけれど
    日本の原爆とか、空襲とか、中国引き上げとか、兵士目線とか
    語るのはつらいだろうけれど
    語ってくれた人の事は どのように残し、伝えていけるシステムになっているのだろう。。。

  • 夏なので?戦争関連の本を読んだ。

    中国からの引揚げについての本を初めて読んだ。
    知っている漫画家さんの話が多かったので興味深かった。

    ただ、展示をみていたらより深く理解することができるのではないかなと思った。

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著者プロフィール

映画・漫画研究家

「2023年 『中国百科 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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