辺境を旅ゆけば日本が見えた

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著者 : 伊藤千尋
  • 新日本出版社 (2012年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406055604

辺境を旅ゆけば日本が見えたの感想・レビュー・書評

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  • 地球の様々な土地、人を訪れて、そこにいろいろな発見があることを紹介してくれる。その中には、タイトルにあるように、現在の(発行されたのは2012年)日本に対する鋭い警告も含まれている。きっと多くの日本人が知らないか、普段深く意識しない現実。日本が、どれほど離れた地球の果てのような場所ともなんらかつながりがあるということは驚きだし、興味深く、面白かった。

    ボルネオの森林破壊は、最近ではあまりニュースにならないが、一方で国内でも間伐材の放棄などの現状があり、戦後綿々と続けられてきた森林行政の酷さ、杜撰さにはもっと目が向けられるべきではないかと常々思う。日本全体の森林の管理の在り方を見直すことにそろそろもっと政治や行政、民間を含めて取り組む必要があるはずだ。色々な取り組みも徐々に始まっているとは思うが。それがボルネオの森林を少しでも救うことにもなるはず。

    旅が好きでたまらない、あるいは自然と旅をしてしまう人もいる。逆の人もいる。自分は真ん中から、ちょっと旅好きよりかな。世界には行ってみたいところがたくさんあるが、全部いけるわけではない。ただの観光ガイド的な紹介ではなく、人間が地球とどう向き合うべきなのかといういテーマと主張が貫かれている点が本書を良質で意味深い本にしている。

  • 世界2周目前 マニラ行の飛行機待ちに読みました。@関空 

    これから旅をする上で参考になる部分が多い本でした。
    さすが駐在員、ジャーナリストとして世界を周った著者です。
    視線が違います。著者のような知識、洞察力が欲しいです。

    気になったポイントを支離滅裂にあげます。 
    ・ジプシーは古代インド人。語源は「小エジプト」
    ・ポルトガルをダメにした3つのF 歌、スポーツ、宗教 
    ・パイレーツの語源はギリシア語で「やってみよう」
    ・日本では「長いものには巻かれろ」「寄らば大樹の陰」
    ・米国流の新自由主義 
    ・人間でもこちらが武装すると相手も武装する。
    ・シシュマレフ島
    ・その町の特徴が分かる写真
    ・観光旅行してもその社会は見えない。

    出発前に良い本が読めました。 

    さて、チェックインしてきます。

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