よしこがもえた

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  • 新日本出版社 (2012年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406055819

よしこがもえたの感想・レビュー・書評

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  • 食べるものがなくて、家の前を通る積荷からこぼれ落ちたお米を1粒ずつ集めるかわいいよしこ。
    町のあちこちには防空壕が掘られている。
    空襲の日、お母さんは赤ちゃんを産んで、父さんはお母さんを台車に乗せて逃げた。
    姉妹がおばあさんと逃げるが、はぐれてしまい、どこかのおばさんが防空頭巾を水に濡らして頭に被せてくれる。
    焼夷弾が落ちてよしこに燃え移る。
    よしこが空き缶のように転がる。
    お母さんを非難させて、お父さんが戻って来て、よしこを防空壕に運んでくれる。
    皮が剥けて痛々しい。
    よしこは呟いたまま死んでしまう。
    防空壕の中では他の人たちも泣いていた。
    たくさんの死者が火葬され、よしこも火葬された。
    戦争は終わったけれど、あの日、たくさんのよしこが死んでいったのだろう。

    タイトルだけは聞いたことがある。
    昔からある絵本だと思っていたけれど、意外にも2012年の出版。
    昔にも出ていたりするのだろうか。

    絵はリアルではないので、怖さは感じない。
    タイトル通り淡々とした描写であまり感情移入せずに事実として読める。

  •  姫路。1945年7月3日。妹のよしこさんは、当時3歳。

  • 1945年7月3日 姫路空襲
    空襲の悲惨な夜が克明にしるされていて、はっきりよくわかる。
    戦争になると、こんなひどいことがおこる。
    2012新刊 購入しました。

  • 戦争の恐ろしさを(本を読むという)「追体験」によって伝えていくという考え方を初めて知った。確かにそれによってしか伝わらないものなのかもしれない…。

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たかとう匡子の作品

よしこがもえたの作品紹介

1945年7月3日の夜、姫路空襲のさ中、6歳の姉の手からもぎとられて3歳のよしこは炎の中に消えていった。

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