生きづらい時代と自己肯定感 「自分が自分であって大丈夫」って?

著者 :
  • 新日本出版社
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本棚登録 : 83
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406059084

作品紹介・あらすじ

「いいね」依存、自己責任、ナショナリズム…その「肯定」、大丈夫ですか?

感想・レビュー・書評

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  • 「自分が自分であって大丈夫」
    この言葉は本当に素敵な言葉だなと思います。
    最近、自己肯定感を勉強することがあり、
    読んでみました。
    内容は自己肯定感というものは本当になんなのかというのを語っています。
    特に政治や今の社会構造と絡めて、
    世間で言ってる自己肯定感て正しいの?
    と語っているのが大変印象的でした。
    最近、ジェンダーギャップ指数がまた下がったと言ってますが、この下がる要因も自己肯定感をちゃんととらえてはないかと感じます。
    仕事でも、恋愛でも、自己肯定感は大事です。
    ぜひ、読んでみてください。
    気が楽になるかもです。

  • 正直、1章目がつまらなく感じて寝落ちしたが、2章以降から興味深く読んだ。だからぜひ読み進めて欲しい。

    競争社会における生きづらさを言語化してくださり、自分の苦しさはこれだったのかと。マッチ売りの少女の例えはずっと胸に残しておきたい。

    上司に怒鳴られ続けて自分がわからなくなった私はこの本を泣きながら読んだ。気がつかせてくれてありがとうございます。

  • 自己肯定感の定義

  • 漠然と蔓延する「生きづらさ」の正体と、誤解を受けやすい「自己肯定感」という言葉の意味を捉えるための本。
    自己肯定感とは、自分の才能や技術に自信を持つということではなく、「自分が自分であって大丈夫」「ダメなところもあるけどここにいて大丈夫」と思えること。能力・競争主義的な家庭や社会のあり方が、そこになじめない子どもたちから自己肯定感を奪っている。
    今まで漠然と感じていたことがわかりやすく書かれていて、読んだ時にストンと腑に落ちた。
    著者の考え方に入りこみにくい部分もあったけど、それでも読んでよかった。教育者・大人目線で書かれていたので、子どもと接する時の参考にしたい。

  • 生きづらい時代と自己肯定感 「自分が自分であって大丈夫」って?。高垣忠一郎先生の著書。こんな時代だからこそ自己肯定感が必要。自分大好き主義、自分第一主義、自分一番主義、自分優先主義でいい、たまには自画自賛して自分を思いっきり褒めてあげるくらいのことをしても罰は当たらない。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00250172

  • 【選書フェア2015】
    資料ID:98150988
    請求記号:146.8||T
    配置場所:工枚選書フェア

  • 序盤と終盤はよかった。
    特に自分が最近感じていた、考えていた内容が豊富な語彙で書かれていて有意義だった。自己肯定感の低い人をマッチ売りの少女に例えたところなど、なるほどと感嘆した。
    しかし中盤に国家や歴史教科書に絡めたあたりは蛇足と感じた。

  • 自分が自分であって大丈夫という自己肯定感がなぜ大事かといえば、それが時分の頭と心を自由に働かせ、自分が感じたこと、関gなえたことを自由に表現することを支える内的な基盤になるから。それはより一層
    、自分の頭と相談し、自分の心と装弾して生きることができるようになることを意味している。

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