ゲゲゲの女房

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著者 : 武良布枝
  • 実業之日本社 (2008年3月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408107271

ゲゲゲの女房の感想・レビュー・書評

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  • 素敵 苦労 円満

  • 素敵。こんな結婚をして、こういう女性になりたい。

  • 布枝さんの人や物事に対する眼差しがあたたかくて、読んでいてとても心地よかったです。
    とんでもないことがいろいろ起きても、布枝さんの茂さんへの揺らがない信頼や、関わる方々へのとても自然な感謝の念がじんわりと伝わってきて、とても穏やかな気持ちになれました。
    私にはとてもできない生き方ですが、純粋に、素敵な方だなぁと思いました。
    この二人だからぴったりあったのかなとほほえましかったです。

  • 読んでいるとドラマの場面が浮かんで、「ああ、こういうのやってたな~」と思い出しました。
    多分ボリューム的なことがあるので、ドラマの方がだいぶ話が追加されてたけど、これを読むと原作に忠実に作られたドラマだったように思います。

    原作でもドラマと同じように見合いしてすぐに結婚。
    そして東京という見知らぬ土地でマンガ家のダンナさんと新婚生活を始めてものすごい極貧生活を体験。
    そのうち、ゲゲゲの鬼太郎がヒットして忙しくなり、生活にゆとりも出来て今にいたる。
    という水木しげるさんの奥さんの自伝。

    読んで思ったのは、この作者の水木しげるさんの奥さんって、ずい分おっとりとした人だな~ということ。
    だけどひとつの事をやりとげる芯の強い人だとも思いました。
    ご自身も書かれているけど、どんなに生活に困っていても水木さんなら何とかしくれる、そういう思いがありどこか安心していたそうです。

    今時ならこんな生活考えられないし、あったとしてもすぐに離婚。
    奥さんは実家に帰るし、実家も「帰れ、帰れ」ともろ手をあげて歓迎。
    または親に生活援助を頼む。
    そんなもんだと思うけど、この水木さん夫婦は親に頼るどころか、娘のミルク代もないのに親に援助をされてたそうです。
    考えられない・・・。
    まず、そこまでお金がないなら私なら自分が何とかしなきゃと外で働くし。
    その辺がやはり、ゲゲゲの女房さんはダンナさんに全幅の信頼を置いてらしたのだろうな~と思います。

    この本のどの文章を見てもダンナさんである水木しげるさんへの細やかな愛情と尊敬の気持ちが伝わってきました。
    だから水木さんのご両親、ご兄弟のことも大切に思えたんでしょうね。

    今はご夫婦、幸せな老後を送られているようですが、それって当たり前だと思いました。
    こんなに一生懸命仕事をして人に与えてきた人たちだから。
    若い頃にご自身が人にほどこしてきた全てのものが少しずつ返ってきてるのだろうと思います。
    シャッター街になっていた地元の商店街を盛り上げるために「ゲゲゲの鬼太郎」を使うようにしたのも、そしてそれでご自身が幸せな気持ちになられているのも。
    これを読むと、鬼太郎の町に行ってみたくなりました。

  • 【No.139】水木しげるさんの妻・武良布枝さんの自叙伝。「水木は超人的な努力を重ねてきた。どんなに努力しても報いられないかに思われた絶望的な日々でも、水木は本物の努力を重ねてきた。この快挙は幸運でも奇跡でもない。当然の結果」「努力しても苦しい状況が続くなら、あとは待つしかない。いつかよくなる日がくると信じ続けてきた」「どんな生き方を選んだとしても、最初から最後まで順風満帆の人生なんてあり得ない。人生は入り口で決まるのではなく、選んだ道でどう生きていくか」

  • ☆は4つ

    わたしは水木しげるの大ファンではない。でもづっと昔に水木しげるの描いた 貸本マンガ というのわ読んだ様な気がする。うんにゃ『墓場鬼太郎』は絶対読んだ!

    この『ゲゲゲの女房』は発売された当時から読みたかった。今読めて大変に良かった。

    作者には気取ったところや、妙にこむづかし言い方などは一切無く、たいへん素直な語り口でが書かれている。それが実に読みやすいし親しみも湧く。

    水木しげるのペンネームの由来について触れているページがある。へえぇ、そういう事だったのか とは思うが、イマイチなんで?という事も残る。何が言いたいのか、というとこりゃもう少し調べてみる必要があるな、と思ったという事。そういう探究心から新たな興味や楽しみは始まるのであった。読書の良い所である!

    ところで、最近のわたしの読書の傾向はどうやらノンフィクション系が良い様だ。本当にあった事だ、と思うとなんだかとてもわくわくするし、前述の更なる探究心も湧いてくる。まあ、だからどうって事はないのですけどね。すまんこってす。すごすこ。

  • 終わりよければ、すべてよし。
    NHKの朝ドラが面白いので読んでみました。(笑)まさにそうした人生を歩んでこられたのだと、とっても面白いエッセイでした。
    極貧時代の連合艦隊再建構想が微笑ましくもあり、一番良かった。(笑)

  • 「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんの奥様である、

    武良布枝さんが書いた夫婦の半生記です。

    2010年のNHK朝ドラでは、松下奈緒さんが出演!

    ゲゲゲ!

    7章「終わりよければ、すべてよし」が印象的です。

  • 朝ドラの原作ですが、
    ちょっと前に水木先生の自伝を読んだのが
    きっかけだったりします。
    水木先生が巨匠たるのは、この奥様ありきなのですね~、
    ってしみじみ思いました。
    かなり苦労したんだよね、きっと。
    それを軽やかな文章で軽妙に綴っているところが素晴らしいです。

  • テレビの再放送をちょっと見て、来年から耳にするようになる地方の言葉が気になって、図書館で借りてきた。読みやすい文体からつたわってくる著者の人柄に、癒されるような、心地よさを味わいながら、ゆったりと読了。確かに今とは時代が違い、結婚への考え方、女性としての生き方も違うわけだが、著者の言う、「結婚、就職などの人生の入り口でその後がすべて決まってしまう訳ではない」し、そういう考え方に我々がとらわれてしまいがちではないか、という指摘は説得力を持つ。
    受け身の人生だったのかも知れないが、その中に、水木しげるという男を心の底から信じきるという、ある意味で「強い」生き方を貫いたと言えるのではないだろうか。
    誰もが幸せと思える人生を送れるとは限らない。しかし、一つの考え方、生き方として、「おわりよければすべてよし!」と言い切れる水木夫妻の幸せを読者が共有、共感することが出来る本書の意図は成功している。

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ゲゲゲの女房の作品紹介

巨人・水木しげると連れ添って半世紀。赤貧の時代、人気マンガ家の時代、妖怪研究者の時代、そして幸福とは何かを語る現在…常に誰よりも身近に寄り添っていた妻がはじめて明かす、生きる伝説「水木サン」の真実!布枝夫人にとって、夫と歩んだ人生とは、どんなものだったのか…!?水木しげる夫人が、夫婦の半生を綴った初エッセイ。

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