人間ども集まれ!

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著者 : 手塚治虫
  • 実業之日本社 (1999年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (659ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408394596

人間ども集まれ!の感想・レビュー・書評

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  • 手塚治虫が「性の抑圧・差別」を描いた作品。
    西洋の東洋の植民地化に対する風刺や、資本主義社会への風刺も。

    雑誌掲載版は「性こそ生の根源である」とする、まるで
    S・キューブリックの『アイズ ワイド シャット』みたいなラストだなあと思った。
    キューブリックも手塚治虫も最後はここに行き着くのか。

    自分は、単行本化にあたり新たにストーリーが書き換えられた、
    「性を永遠にこの世から消し去ってしまう」という、
    人類が破滅に向かうラストのほうが余韻があって好きだ。

  • ドラゴンボールにおける、ナメック星でナメック星人に加えられる残虐行為が、
    あまり感覚的にどうという印象を与えないのと同じ道理、つまりは自分から遠すぎる為に重ねようが無い痛みという事なのですが、
    話の中の無性人間がスラップスティック調にワラワラ殺されていく流れに関しては、それと近い印象を受けました。
    話が複雑になるのを防ぐ為でしょうが、余りに理念も糞も無い所で派手な行動に出るキャラクターが多く、なんかもう無茶苦茶やったなと言う読後感しかない所が正直ございます。
    これ完全版という事でオチのバージョン違いも掲載されている訳ですが、
    これは結構面白い差異を産んでおります。
    手塚治虫は完結作品を後に修正しまくる事で割と有名な所があるそうで、評論家によるその辺りへの言及が最後の方に掲載されており、これがかなり面白い内容になっております。

  • 手塚治虫の児童漫画脱脚を狙う第一作。雑誌掲載版と単行本版2つのエンディングを収録。・・・というのを知らずに読んだのでまだページが残ってるのにハナシが終わってビックリ。元の木阿弥だろうが雑誌掲載版の方が個人的には好き。付録もエロくてステキ!

  • 始終セックスについて語っているのだが全然色っぽくなく、読後強く印象に残るのは、生まれたての雛鳥のように親を慕う子供たちの姿であった。「個」ではなく人間という「種」の話だからかな。

  • 1967年。漫画サンデー。
    世相とともに漫画の流行も変化の時代。
    最初から大人マンガの人だったのではという程のペンさばきはさすが。
    「どろろ」「火の鳥」への変化は苦悩の選択という感が否めないけど、この作品は実に楽しんで描いている感じ。
    先生もこの頃は細かいタッチが苦痛だったと言っていたらしい。
    エンディング改変については村上知彦さんの説がもっともらしい。

  • うーん。

  • 手塚作品で最も好きな作品の一つ。
    セックスできないがゆえにセックスを殺そうとする。
    中性的なキャラ。あるいはトランスヴェスタイト(異性装)が頻出する。こういう題材は難しいが物語についてよく考えさせられる。

    二つ結末があって、完全版では両方読むことができる。
    海辺で黄昏れて終わる、雑誌掲載版の方が雰囲気があっていいかなとは思う。話的には消化不良だけど。

  • えぐいよね、うん。
    手塚治虫はすんげぇなやっぱ!って思った。

  • 妻が区民センターの図書室で借りてきました。

  • おとなしく集まっといた。

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