だれかのことを強く思ってみたかった

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著者 : 角田光代
制作 : 佐内 正史 
  • 実業之日本社 (2002年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408395067

だれかのことを強く思ってみたかったの感想・レビュー・書評

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  • 見なかった記憶 がすごく印象に残った。

  • 「この世界はどのくらいの強度でなりたっているんだろう? 私たちはどのくらいの強度でそこに立っているんだろう?」
    「この一瞬の楽園は、彼ではなくて、恋がつくりだしているのだから。わたしを生かしているのはだれかではなくて、自分は幸福だという錯覚なのだから。」

  • 「何かを見たという記憶より、見なかった記憶のほうが、色濃く心にのこっている、ということがある。

    会えた人より会えなかった人。
    口に出せたことより出せなかったこと。
    手に入れたものより、どうしても手に入らなかったもの。

    それらは空白としてではなく、ある確固とした記憶として私のなかにある。」

  • 佐内氏の東京写真が良い
    短い3ページほどの小さい風景
    角田光代の小説に出てくる登場人物は
    誰でもなくて誰にでもある感じが良い

    そういう人たちの小さな日常が集まった東京
    リアルな過剰すぎない東京の匂いがする

  • なんでもない日常の話、なんでもない日常を写した写真。
    だからこそエッセイだと思ったのだ。

    「この世界はどのくらいの強度でなりたっているんだろう?
     私たちはどのくらいの強度でそこに立っているんだろう?」

    「この一瞬の楽園は、彼ではなくて、恋がつくりだしているのだから。わたしを生かしているのはだれかではなくて、自分は幸福だという錯覚なのだから。」

  • 【ジャケ評】
    佐内正史の写真がすごくいい。
    昼間の写真家だと思っていたので夜の写真は意外だった。

  • 【ジャケ評】
    佐内正史の写真がすごくいい。
    昼間の写真家だと思っていたので夜の写真は意外だった。

  • 写真とショートストーリー。東京が好きならいいと思う。

    高円寺にすみたい。 さとこ

  • 080219

  • 写真集としてはすごく好きですが、自分にはやはり角田さんの感覚、というか書きたいことは好めないと改めて思った一冊。
    角田さんの本の読後感は、生活の、疲れている面を強調されてるような感覚になる。
    それは日常で充分感じることなので、わざわざ読みたいものではない。
    佐内さんの写真には、いつも自分の感覚(とりわけ嗅覚と色彩)との相似点をおぼえる。
    似た風景がすきなのかもしれない。

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だれかのことを強く思ってみたかったの作品紹介

「私たちはどのくらいの強度でここに立っているのか」。16篇の短編小説と厳選された約100点の写真が織りなす「東京」をめぐるコラボレーション。なにげない日常風景、空虚な生活をたんたんと描写する小説との連続に、心の奥底にしまったはずの"記憶"が熱を帯びて甦ってくる。

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