猫なんかよんでもこない。 (コンペイトウ書房)

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著者 : 杉作
  • 実業之日本社 (2012年5月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408411644

猫なんかよんでもこない。 (コンペイトウ書房)の感想・レビュー・書評

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  • すずめがツンツン地面をついばんでいたり、
    蜘蛛が巣をはっていたり、
    猫がまた、我が家の塀の上で眠っている姿なぞを見かけると、

    あ、
    (食ってる。)
    (家、作ってる。)
    (寝てる。)

    と、私は思わず心惹かれて、その様子に見入ってしまうのだ。

    彼らは、
    私達とは言葉を交わさない。
    意志も通じ合わない。
    お互い、そしらぬフリである。

    でも、同じ時代に同じフィールドで、
    同じ様に
    食ってるし、
    寝てるし、
    生きてんだな~、と思うと、

    何かこう、同志に対する愛着の様な感情が溢れてきて、
    (お互い頑張ろうな)と、声をかけ、←(心のなかで)
    その場を去るのだ。
     
    私はペットには興味が無い。

    他者の命に責任を持つ、ってちょっと大変そうだな、って思うから。

    でも、
    寒空の下で凍えていた子猫を2匹連れ帰ってきた時から変わった著者達の生活は私が思い描いていたものとは、全く違っていた。

    たとえ、同じ人種(?)じゃなくても、
    あきらかにひとりよりはふたりのほうが、毎日は煌くものなんだなぁ~
    自分を頼ってくれる他の誰かの存在が、
    自分を救ってくれるものなんだなぁ~
    なんて、ごく当たり前のことに気付かされ、しみじみ…。

  • 図書館にあったので驚き。つい借りてしまった。

    今までの歴代の猫はみんなオスで、それこそクロみたいな行動だったけど、いま飼っているメスの猫はオスと行動が全然違っていて、他のうちの猫はどうなんだろう…と気になっていましたが、メスのチンちゃんの行動がうちの猫とほぼ一緒なので、オスとメスの差があるんだなぁ…と知ることが出来た。例えば…物をよけて歩くとか、結構神経質なところとか。

  • ウチの猫たちも飼い方が原因で病気になってしまいました。飼い猫でなければネコの一生はこんなものなのかもと思うのに病気になると人間が病気になった時よりも胸が痛くて、飼い主である自分を責め、このまま投薬すべきかどうかすっごく悩む。逝ってしまった後も心にぽっちり痛みが残る。そんな切ない気持ちをまた思い出しちゃったなぁ・・・

  • 猫好きには読んでもらいたい1冊。
    最後は、やっぱり泣いてしまった。

  • 書店で見かけて、はやりのねこマンガのひとつかなと、何の気なしに手に取って、さいごにじわ~っと涙が。
    うちも去年、息子が子ネコをひろってきて、初めてのネコ生活をしているのだけど、いっしょに暮らすことで変わっていくことはたくさんあるし、家族になっていくという実感もすごくわかる。
    だからこそぎゅーっと胸をつかまれるような気持ちになるのよね。でも、クロはしあわせだったと思うよ。

  • よんでもこない。
    よんでないのにくる。

    でもいつか
    よんでもとどかないところにいってしまう。

  • 猫マンガは手を出すとキリがないと分かってるつもりだったんですが、立ち読み用冊子を読んだら買わずにいられなくなってしまいました。雪の日に拾われた二匹の猫と、猫嫌いの元ボクサーの物語。
    夢破れて身内の世話になり猫と共に送るニート生活を送る作者。さらに作者を養っていたお兄さんまでいなくなってしまい、自分も大変なのにせっせと猫の面倒を見る。そこに作者の人間性がでてます。猫に関する知識もなさそうで、世話の仕方もどこまでも自己流。やり過ぎてしまったり自分の選択に迷ったり、後悔もあるのでしょうが、作者にできることをぼやきながらも一生懸命やってる。そして猫たちも「なんだこいつ」と言いながら付き合ってあげている。この猫のセリフがなんとも猫らしいんです。にゃーとか言わないけれど、単語だけで表現されていて、猫が喋れたら本当にこういうしゃべり方をしそうなんですよね。近所の猫への視線も温かく、なんだか子供たちとその友達みたいに見えて微笑ましいです。故に悲しい。猫は人間に比べて成長も早いから、あっというまに大人になってしまう。それぞれの時間ができ、生活ができて、それぞれの道を歩いていく。人間ばかりがおいてけぼりにされるような悲しさ。こういう作品を読むと、猫が好きだというだけではやはり飼えないなと。一緒に生きていこうと思えないと、動物を飼うことはできないんだなと実感します。

  • 甥っ子が騒がしかったので、部屋の隅でちぃーさくなって読み、泣きました。

  • 猫が可愛い。

  • やっぱり猫はいい。猫と漫画家って相性がいいんだろうか。
    大島弓子さんのサバやぐーぐーの話を思い出したが、もうちょっとプリミティブで荒削りな物語。実話だそうだから、そこはしかたないが。
    絵のタッチがとてもいい。これはあえてペンとパステルで描いているそうで、猫の柔らかさがとてもよく表現されている。
    生態もリアルで、猫の自己中心的なところ(そこがまた猫の美点でもある)がしっかり伝わってくる。
    オス猫を去勢しないことで猫エイズ感染の危険率が高まる、という話はあまり知られてないのだろうか。
    人間が飼う以上は、生殖に関してもコントロールすべきだと思う。生物としてはかわいそうだと思う心情もあるけれど、すべてに責任をとれない以上は割り切るしかないことなんじゃなかろうか。
    読み終わると、ものすごく猫と一緒に暮らしたくなる。

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