芸人学生、知事になる (じっぴコンパクト)

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408420059

感想・レビュー・書評

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  • 東国原さんの、不祥事から這い上がって、自己を見つめ直し、知事そして、議員になったことは、拍手を贈りたい。

  • 著者の著作に興味があったので読んでみた。著者がストイックに勉強しているのがすごいと思った。冒頭の事件は賛否両論あると思うが謹慎しなければならないほどのことではないと思った。謹慎中の著者の行動や考えに個人的に共感した。読んでいて早稲田大学の勉強の環境が羨ましいと思った。読んでいて笑えるところがあって面白かった。

  • 勉強の必要性

    色々な子供と接する機会が多いため
    時々子供に「こんな勉強をして何の役に立つの?」
    と聞かれることがある
    学校の成績が良くなるためとか、受験で合格するため
    などというその子供たちが身近な人に言われているような
    そんな答えを期待しているのではないようである
    直接には社会生活には役には立たない事ばかりである

    私は二つ答えを用意している

    一つは「頭を使う訓練」である
    日頃ランニングをしてスタミナをつけて
    サッカーやバスケットの試合でばてないように、とか
    バーベルで筋力を鍛えて、レスリングの試合で
    相手に力負けをしないようにするように
    難しい勉強に取り組み、頭を鍛えて
    社会に出て難解な出来事にひるまず対応できるようにするため
    と答える

    もう一つは「先々何が役に立つかわからない」ということ
    良く大人が、これこれを学んだが今まで何の役にたったこともない
    なんて言う様子を見ることがある
    これはその事をちゃんと学んだか、
    そしてそれを役立てようとしたかどうかが気になるところで、
    何も役立てられる場面が向こうから
    次々と都合よくやってくるわけではない
    自身で役立てようとするから役立つのである

    さらに付け加えると
    勉強をした上でわかることがあるということ
    サッカーや野球などのルールを知らずに観ていては
    全然面白くないのと同様、
    勉強をしていないため分からない事があり
    逆に知ることで楽しめたり、さらに詳しいことが分かるようになったりする
    周りの人の言葉や日々流れている情報も
    予備知識があるため頭に入ってくる

    勉強ってそんなものだと思っているが
    それを本書を読んで改めて思い起こさせられた

    どうせ今後も生きていくなら豊かに生きていきたい
    豊かになるために勉強をしていこう

  • 読了後、次はぜひ都知事選に出てほしいと思った。

  • [ 内容 ]
    宮崎県知事として着々と実績をあげ、驚異的な支持率を誇るだけでなく、地方から日本を元気にしようと奮闘する男・東国原英夫。
    単なるタレント政治家と違うのは、不祥事をきっかけに人生をやり直す決断をして、大学で生活者の視点から地方自治を徹底的に学んだことだった。
    ふるさとへの思いを胸に勉強の日々を送り、自己変革を成し遂げた感動の体験記。

    [ 目次 ]
    プロローグ 人生はいつでも再構築できる
    第1章 お笑い芸人失格
    第2章 中年男の決断
    第3章 芸人学生の大学生活
    第4章 2度目の受験と卒論
    第5章 人生、生涯勉強
    エピローグ 自己変革がもたらす奇跡

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 彼の謹慎中の苦悩から心機一転、早稲田での学生時代のモーレツな勉強の日々まで
    赤裸々に綴ってあって、彼の知事に対する真摯な気持ちを知り、
    芸能人知事、というイメージが払拭した。
    壁に当たって気分が落ちているときに読むと元気をもらえる気がして
    友人にあげてしまったけれど、
    また読みたいなぁ、と最近感じている。

  • 宮崎県知事の東国原氏が自らの大学生時代を中心に振り返った本。不祥事を起こして謹慎することになった東国原氏が再浮上するきっかけになったのは、大学へ入り直すという選択でした。謹慎中の苦悩や、大学入学試験へ向けての取り組み、入学の喜びと大学生生活――大学時代に学んだことが、宮崎県知事への立候補に繋がっていることが本書を読むとよく分かります。また、社会人が大学へ再入学することの意義も伝わってきます。『芸人学生』にエピソードを加えて筆加した本とのことです。(2008.7.19)

  • 若いころからすれば体力も記憶力も衰え、自分でもそれが自覚できるようになっている今日この頃。
    ついつい「昔のようにはいかないな〜」なんて諦めモードになることも多いけれど、弱気になるにはまだ早い!

    私ももっともっと悩んで、もっとちゃんと行動に移さねば!

    東国原知事はちゃんと勉強して知識なり実情なりを蓄積して知事に立候補したんだな〜。
    今後もその市民の目線で地方自治を続けてほしいと思う。

    さて、橋下大阪府知事は如何に!?
    私自身も翻弄されてるだけに、つい比べてしまうのであった。(^^;)

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