知れば知るほど面白い ツタンカーメンと古代エジプト王朝 (じっぴコンパクト新書)
- 実業之日本社 (2012年6月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408453965
感想・レビュー・書評
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出版社は違いますが、ブルーバックス的な書籍。
内容的には、中学生程度相当でしょうか、
少し書き方が中学生向けです。
知らなかったことを、分かりやすく知ることができるので、
簡単な勉強にはいいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
紀元前に3千年も続いたと言われる、古代エジプト王朝について綴った一冊。
何せ3千年もあるので駆け足だったものの、その時代によってピラミッドが違ったり、異民族による王朝があったりと、色々と勉強になった。 -
必ず戦がつきものなんたなぁって感じた。
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約3000年に渡るファラオ統治をとてもわかり易く、そして平易にまとめています。
時間軸を中心に記述が進みますので、全体を俯瞰しやすいです。
入門書として適している本だと思います。 -
古代エジプト王朝の王について時系列的に書かれているので、歴史の流れについても良く分かる。この大きな領土を3000年もファラオが統一し続けるのは、歴史としてはすごいことだと思う。ツタンカーメンが有名なのは王として有名だったわけではなく、墓として残っていたから。若くに死んでしまったため、あまり功績もない。大学時代に文字の羅列で覚えていた言葉が繋がった。トトメスとかラメセスとかアメンホテプとかメンカウラーとか、アクティウムの海戦とか、オクタヴィアヌスとかブルートゥスとか、カタカナを必死に覚えてた点が線になった!
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さらっと読めるエジプト本。この間NHKで特集していたことが書いてあったけど、監修同じ人なのかな。
へえとなることもあれば、それ知ってるみたいなことも書いてある。
ひたすらにエジプトに行きたくなった。
挿絵がちょいちょいおかまっぽかったりしておもしろかった。 -
エジプトは歴史があり、謎が多い国だと思ってました。
しかし、この本は「こんなにもエジプトの歴史って解明されてたの?」って思うぐらい詳しく書いてあってびっくりしました。
私は神秘的なことや地球や宇宙の謎が結構好きなので、読んでるとどんどん惹き込まれていきました。
もちろんうちの子ども達も歴史は大好きなので、私が読んだ後、読ませてみたいと思ってます。
そんなマニアックなエジプトの本をまとめてみました。
■3000年続いたエジプト王朝
3000年も続いていたということ自体がまずすごいと思いました。
そして、その3000年では、有名なツタンカーメンやクフ王、世界三大美女のクレオパトラなど様々なファラオ(王)がいました。
今、わかっている範囲では250人もファラオがいたようで、この本ではその中のファラオを数十人紹介しており、これでもかっとマニアックに解説されています。
特にすごいなぁと思ったのは、ここまで詳細に5000年~2000年も前の時代のことがわかるんだなぁと感心しました。
ヒエログリフというエジプトの絵文字のような文字を解読したみたいなんですが、その文字がいたるところに書かれていたからこそわかったんでしょうね。
■いろいろな謎がわかる
ピラミッドやスフィンクスはみなさんご存知ですよね!?
他にもツタンカーメンの黄金のマスクや神殿、財宝、ミイラなど、いろいろな気になる謎がありますよね。
その謎もいろいろな説があるようですが、本書でも詳しく説明されています。
例えば、ツタンカーメンは実は王位についていた期間はすごく短かったんですね。
なのに現代では黄金のマスクもあって、非常に有名になっています。それは王位の期間が短く、ピラミッドに埋葬されなかったからという説があるようです。
ピラミッドに埋葬された王は、金品が盗掘されており、現代に残っているものが少ないのですが、ツタンカーメン王の財宝は、そのままの状態で見つかったらしいんですね。
他にもいろいろと紹介したいところですが、本当にいろいろありすぎて紹介が難しいです。
とにかく歴史が好きな方なら読みごたえのある本ですね~