計算脳がパワーアップする 算数入門 (じっぴコンパクト新書)

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  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408454054

感想・レビュー・書評

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  • >算数とは、小学校で学ぶ数学であり、英語ではelementary mathematics(初等数学)と呼ばれてます。算数と数学の違いは、「具体的な話が算数、抽象的な話が数学」というように分けられています。
    中学入試を知らないので「こんな問題まで解くのか」と驚きながら読みました。空間植木算まで…。これがすんなり解けるようならセンター試験などに苦戦はしないような気がしますが、解き方を学んでトレーニングしてる方が大半なのでしょうか。内容についてですが、最後まで「誰向けの本なのだろう」という疑問を持ったまま読んでいました。「加算減算は上の桁からやると早い」などと数学的センスに乏しい方向けのような内容から始まるのですが、有効数字や合同式、進法の変換など高校数学レベルの話を数行で済ませたりします。中学入試問題を扱っていますが、飲み屋の会計の話が出てきたりと少なくとも小中学生向けではないと思います。本当に誰向けなのでしょう…。計算力トレーニングとしても中学入試解説としても数学の勉強としても中途半端な内容だなと感じました。上記に加え、数学書籍なのにレイアウトが縦書きなので非常に読み辛く、タイトルの『算数入門』を期待している方には厳しいかと思います。一応、『博士の愛した数式』を例に完全数などの紹介もするので数学知識を学ぶことは出来ます。

  • EVERNOTE登録済

  • 京極一樹氏のシリーズは集めているので買ってみた。インド式の2桁×2桁の掛け算が紹介されており、日本式よりも計算が少なく、実際にやってみたが慣れれば暗算ができそうである。また算数ということから中学入試問題が幾つか載っていたが、侮る無かれ難問ぞろいである。ただ、例えば図形の問題だったら補助線を引けばあれよあれよといううちに解けるので目から鱗が落ちる思いなのだが、実社会で何の約にも立たないただのパズルを小学生のうちに学んで何になるのだろうかと思った。

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