世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方
- 実業之日本社 (2014年2月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408454948
作品紹介・あらすじ
「逆境力」を高める7つの科学的方法!「レジリエンス・トレーニング」の指南書。「無理!」と言わずに一歩踏み出すための技術。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ストレスやプレッシャーに負けない強靭でたくましい精神。
ネガティブな感情にもポジティブな役割を果たすケースがあるのです。
体験をさまざまに解釈する色眼鏡の存在
ABCモデル
A adversity 困ったことが起きたその状況
B belief その出来事が起きたことの自分への説明
C consequence 反応としての感情や行い
自信は科学的に養うことができる
自信=自己効力感を高めることが、困難な目標に向かって這い上がる筋力であるレジリエンス・マッスルを鍛える一つ目の方法。
自己効力感を養う4つの方法
実体験、実際に行い成功体験を持つこと
お手本、うまくいっている他人の行動を観察すること
励まし、他者からの説得的な暗示を受けること
ムード、高揚感を体験すること
自分の強みを測定可能にする三大ツール
VIA-IS
ストレングス・ファインダー
Realise 2
コスタリカ・ニコヤ半島、イタリア・サルディーニ島、米カリフォルニア州・ロマリンダ、そして沖縄県の大宜見村。100歳を超えてからも元気でいられる高齢者の秘訣。
適度な運動を続ける、腹八分で摂取カロリーを抑える、植物性食品を食べる、適度に赤ワインを飲む、はっきりとした目的意識を持つ、人生をスローダウンする、信仰心を持つ、家族を最優先にする、人とつながる
人の一生には、その後の人生を決める真実の瞬間が数回ある。
あなたの仕事は、Job or Carrier,Calling? -
成功している人々が持つ重要な要素にレジリエンスがあるというお話。
レジリエンスは簡単にまとめると、逆境を乗り越えれるような精神的能力のこと。
このような精神的な能力をどのようにして鍛えていけば良いのか、そもそもレジリエンスとは何なのかを丁寧に解説している。
結局は考え方の問題になっているため、過去の経験の中から最も困難な出来事を上げその中で自分がやり抜けたことに対して感謝を持つ、自分の幸運さを自覚するといったところが大事な要素となりそう。
あとは自己肯定感を高めるために小さな成功体験を重ねていくとか。
この前読んだライフハックにも似たようなことがゴロゴロ書いてあったので個人的な目新しさはなかったが、分かりやすく解説していたと思う。 -
本書はリジリエンスについて、わかりやすく書かれており、初心者の私でも読みやすかった。
人生100年時代を生きていくために、レジリエンスは必要なスキルだと思った。
自分を大事にすること、自分にとって大切な人への感謝を忘れないことが、当たり前だけど、とても大切。
しなやかに生きていきたいー
-
レジリエンスと聞いて、最初はまた流行りのキーワードの一つかなと思っていたが、心理学的にも証明されているプロセスで、単なるポジティブ信仰、精神論ではないとのこと。能力もあり且つ尊厳出来る人のほとんどが、ここでいうレジリエンスを持っているんだなと。
・レジリエンスとは、逆境やトラブル、強いストレスに直面したときに適応する精神力と心理的プロセスのこと
・行動回避癖のある人は幸せになれない
・レジリエンスを鍛える過程では三つの姿勢を重視
ー現実を直視する
ー物事をしなやかに柔軟に捉える
ー合理的な思考を持つ
・失敗には予防出来るもの、避けられないもの、知的な失敗に分類出来るが、知的な失敗は歓迎すべき価値ある失敗である
・ネガティブな感情の問題は「繰り返すこと」であり、まずはネガティブの悪循環を断ち切ることから始める
・断ち切る主な方法としては、運動、呼吸、音楽、筆記の四つ
・ネガティブ感情の原因のほとんどは思い込み
・自信は科学的に養うことが出来る
・仕事で成功するには強みを活かすことにフォーカスする
・最も大切な心のサポーターは5人まで -
研修などどこかで聞いたことあることが度々でてくる。鍛えられるかはわからないけど、レジリエンスの重要性は理解できる。
鍛えるのもチャレンジがいるってことだな。 -
メンタル鍛えないと。
過去の経験にも割と合っていて結構参考になった。 -
レジリエンスについて書かれた本。
あまり目新しい話はない。
気になる章の参考図書には目をとおしたい。
自身の考えを強化するのに役立った。 -
レジリエンスマッスルを鍛えよう、というコンセプトはわかる。本当に鍛えられるかどうかは、わからん。
■VIA-IS
http://www.positivepsych.jp/via.html
■3種類の仕事感
ジョブ→キャリア→コーリング