- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408504285
感想・レビュー・書評
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とにかく高校生3人組のやり取りが面白い。あと、顧問の先生が私の好みすぎてどうしようかと。
なかなか、いいミステリーで、読んでても楽しかったです。
ノベルスは初めてで二段の文章に最初は戸惑いましたが、面白い。
いやー、探偵部なかなか素敵だ。
トリックについては、多少強引じゃね?と思ったけど。
主人公が犯人を捕まえるのではなく、ちゃんとそーゆーところは現実味があってなかなか良かった。
このシリーズ、好きになりそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【レビュー】
相変わらず絶好調な語り口は未だ健在!重たくない、しかしトリックもなかなか斬新なこの著者のシリーズは全部読破あるのみ! -
個性的な探偵部の面々が活躍(迷走?)するシリーズ。
真相に近いところまで辿りつくけれど、結局解決するのは
別の人間というのがいい。
お好み焼きのやりとりには、ついつい笑ってしまう。
昔の装丁が好きだったのに、表紙が変わってがっかりした。 -
読み終わってまず『な〜んか、ずるくない?』って思ってしまうのは、私の頭が堅いのか?
新しい形の推理小説やけど、なんだかなぁ〜
ところどころ笑えるので、評価は高めです -
『謎解きはディナーのあとで』で一躍有名になった東川さんの作品。うん、無難。学園モノらしく、全体的にコミカルなタッチ。改めてミステリーは真相が命だなあって、思いました。まる。
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ボケとツッコミの嵐。ユーモアに満ちたミステリ。
ああでもない、こうでもない。だったら、こうじゃないかと
探偵部と共に事件を考えながら読み進められる楽しさがあります。
殺人は起きているわけですが、雰囲気がコミカル。
殺意は必ず~の方も読みたいです。 -
『謎解きはディナーのあとで』『密室の鍵貸します』に続いて、東川篤哉さんの本を読みました。
『密室の鍵貸します』と違って、自分では犯人は当てられませんでした。
そういう意味ではこちらのほうが良い出来ということなのでしょうか??
同じ鯉ヶ窪学園が舞台の、『放課後はミステリーとともに』を勤務先で注文中。 -
「館島」で初めて知った東川さん。これもとても面白かったです。
おれ赤坂通は高校2年生。鯉ケ窪学園に転入後、無難な部活動として「文芸部」に入ろうとしたのだが、うっかり「探偵部(探偵小説研究部)」に入ってしまった。他に部員は3年生の部長多摩川流司と相棒の八ツ橋京介だけ。
この二人に引きまわされて、放課後の学校を放浪していたら悲鳴が・・・。駆け付けた保健室の前には音楽教師小松崎律子。言われるままに小窓からのぞいてみたら、寝台の上に血だらけの男性が倒れている。そしてこの保健室は、密室だった。
とあっと言う間に密室殺人事件が発生。探偵部の3人、顧問の教師、他何人もの教師や学生、当然警察も入り乱れ、捜査と推理が展開する。
そしてやはり、再び事件が。これは自殺ではなく他殺だとしたらこれまた密室ではないか!
もう東川さんに慣れてきたので、楽しむのはストーリーや動機ではなく、雰囲気だということでそれに浸かりました。
いきなり回文が出てきたり、ただコーヒーを入れてもらい味わうのに、句点なし(読点はあり)の文章が31行にもなっていたりして、その度にワクワクして読みました。
密室の必然性や作り方については、相当強引ではありますがちゃんと納得できるものでした。
満足です。その割に評価は3しか付けてないんですが、まあ小粒だしあまり高く付けるのもどうかと思って・・・。 -
いつもの、東川先生のノリで繰り広げられる、真面目とは到底いえない学園?ミステリ。まともに推理を読もうと考えてる人だったらちょっと怒るかも。仮にも殺人事件だのなんだのが起こっているわけだから、もうちょっと真剣に…、と思う人にはまったく向きません・・・。
このある意味緊張感のなさで、やってることは実に論理的なミステリっていうギャップがなんだか面白いというか。けっこう綱渡り的なトリックでしたが、今こういうのは案外少ない気もするので、それはそれなりに楽しめました。 -
2011/3/17読了。