モップの精は深夜に現れる (ジョイ・ノベルス)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408504483

感想・レビュー・書評

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  • 人が嫌がるだろう仕事を好きな主人公の出会う人たちが抱える日常に潜むミステリーを解決して爽やかな気持ちにさせる、まさに妖精のようなキリコ。そんなに掃除が好きなら彼女の家はいつも綺麗だろうなぁ。短編集で読みやすかったです。

  • シリーズ第二弾。
    今回はいろんな会社で事件を解決するキリコに出会える。
    大介との絡みが少なくなってしまったのは残念だが、キリコならではの切り口ににんまり。
    こんなふうに自分の仕事に自信が持てたら、どんなにいいんだろう?
    と思うのと同時に掃除がしたくなる。

  • 各話それぞれ違うビルで清掃作業に励んでるらしきキリコちゃん。どこへ行ってもおかしな事件に関わってしまう彼女だが,本作は前作よりミステリーっぽいかも。表紙にも「本格ミステリー」と書かれているし。

  • 前作を読んだのは随分と前の事ですが、思わす手に取ってしまいました。実際にありそうな事件で肩の凝らないミステリーとしてちょうど良い感じです。あぁ、キリコに私のお部屋を掃除してほしい…

  • キリコちゃんは、いつでも前向きで、自分の仕事に誇りを持って取り組んでいるので、読んでいると元気をもらえる。

  • 2019/01/04再読
    2016/11/22了

  • いつもどおり、短編ながら、推理もしっかり作ってあり面白かった。何より、キリコちゃんのおかげで、オフィスのもやっとがスッキリするのが爽快。

  • 市図書館にて。

  • さらっと読めて思ってたより、面白く、最後の話はほろっときた。日常の中にある題材だからこそ、面白いのだと思う。続きものと知らなかったので、前作を読まなくては。

  • 軽快なテンポでお話しが進む。基本的には、キリコという清掃員が、必ず登場して
    謎の出来事を解決し
    主人公を幸せな方向に導いて行く物語
    キリコの存在が、とても可愛らしくて
    出過ぎずとても素敵な女性
    最終話は、そのキリコの日常の話
    これは、シリーズものなので続きが楽しみ

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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