四次元の花嫁 (ジョイ・ノベルス)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408505442

作品紹介・あらすじ

ブライダルフェアを訪れた女子大生・塚川亜由美と親友の神田聡子は、知人の一柳徹と出会った。フェアスタッフの河本みどりによれば、結婚を控えた彼は式の日程もドレスも一人で決めて、婚約者が一度も姿を見せていないという。一柳の花嫁は実在するのか?本当に結婚するつもりなのか?亜由美に調査を依頼したみどりだったが、仕事帰りに何者かに襲われて…。表題作のほかに「花嫁たちの袋小路」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • (収録作品)花嫁たちの袋小路/四次元の花嫁

  • ■「花嫁たちの袋小路」
    主婦の美里は、「結婚を控えた娘・智子と新郎の家族に置き引きの犯行をばらす」と謎の女にゆすられて殺人を請け負ってしまった。
    犯行後、ホテルのトイレに凶器を隠すが、その銃はホームレスの女子中学生・礼子に拾われ……
    亜由美と智子、礼子の縁が事件の光明?
    ■「四次元の花嫁」
    ブライダルフェアを訪れた亜由美と聡子。
    知人の一柳と出会ったが、花嫁の姿はいつまでたってもみえないようで……?
    (アマゾンより引用)

    短編って基本あんまり好きじゃないんだけど、赤川次郎さんの場合はこんくらいの短編のほうがまとまりが良い< ;`∀´>
    あんま長くなりすぎるといろんな事が起こりすぎて解決しない問題とかが出てくる気が…(((゜Д゜;)))
    小分けにして書いてる内に忘れちゃうのかな?と思うくらいに…(((゜Д゜;)))
    このシリーズは毎回結構良い感じにまとまるから好き(*´∀`*)

  • 花嫁シリーズ第28弾。


    ブライダルフェアを訪れた女子大生・塚川亜由美と親友の神田聡子は、知人の一柳徹と出会った。フェアスタッフの河本みどりによれば、結婚を控えた彼は式の日程もドレスも一人で決めて、婚約者が一度も姿を見せていないという。一柳の花嫁は実在するのか?本当に結婚するつもりなのか?亜由美に調査を依頼したみどりだったが、仕事帰りに何者かに襲われて…。表題作のほかに「花嫁たちの袋小路」を収録。

  •  これはシリーズなのかな。亜由美ちゃんが主役…というか、探偵役だと分からず読み始めたから、最初、登場人物の多さにわけが分からなくなった。女の人が多いから。

     2つのお話が入ってますが、1つ目は、推理するような場面があったのかな。
     起こった出来事が、ただ順に綴られてただけのような気も…。
     最後、一応真相みたいのもあったけど…。

    2つ目の話のほうが、ミステリぽかったけど、登場する男たちの狂気加減が怖かった。
    みどりさんが刺された理由は、何となく推測できるけど、あんまり言及されてなかったね。

    短編だし、こんなもん?

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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