ガダラの豚

著者 : 中島らも

• 実業之日本社 (1993年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hanayoさんの感想 · 2005年6月16日]

これは一大スペクタクルな話。呪術と超能力、心理学、宗教がごちゃ混ぜになったエンターテイメント小説だ。内容が濃く本も分厚いのに、結構さらりと読めてしまう。最後の方になると自分もどきどきしてしまう。

[モトコさんの感想 · 2004年10月28日]

分厚さに惹かれて読みました。面白かったぁ〜！この分厚さでもストーリーに魅せられて一気読み。ぞくぞくする興奮が堪らない本でした。

[すみさんの感想 · 2004年10月14日]

分厚いのに、途中で止まることができず、徹夜で読みきったほど面白かった。

[カナカナさんの感想 · 2004年10月13日]

これは夢中になって読んだ。エンターテイナーですな中島らも氏は。この後呪術系の専門書を捜しまわってたくらいハマった（バカ…）。これを読んだ後は「夜の回帰線」をどうぞ。

[ろぷさんの感想 · 2004年10月6日]

分厚い本ですが（文庫だと３冊）、読み出すと止まらない面白さ。冒険好きのアナタへ。

著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞を、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞（長編部門）を受賞した。2004年、転落事故による脳挫傷などのため逝去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1　白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」