幻想運河

著者 :
  • 実業之日本社
3.10
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本棚登録 : 114
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408532783

感想・レビュー・書評

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  • もう一度読み直してみた。
    やはり、あの・・・なんとも表現し難い読後残余感に包まれる。
    時は流れても、水の流れは変わらず・・・。

    こういう含みを持たせるラスト(と自分だけ?)って難しいと思うんですけど、
    そこは有栖川氏、伏線が美味いから嫌味がない。
    なるほどと頷いてしまう。
    あとは流れに身を任せるだけ・・・。

    有栖川作品の中でも、心に残り続ける一品ですね。

  • 有栖川先生の本領発揮。

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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