失恋

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著者 : 鷺沢萠
  • 実業之日本社 (2000年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408533858

失恋の感想・レビュー・書評

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  • 欲望
    そう。全ては勝手な思い込みなんだ。特別だと思っていたものが崩れていくいいようのない喪失感と恥ずかしさと。

  • 口内射精されたモノを男性にキスするふりして飲ませ復讐する主人公が印象的。

  • 2000年12月読了。

  • 黎子と悠介は、学生の頃からの“友人”。恋人同士であったこともないが、三十半ばになっても黎子が頼りにするのはいつも悠介だった。しかし、黎子の元夫が失踪し、二人の微妙なバランスが崩れて…「欲望」。
    水商売をしている女の孤独と無力感を、冬空とタクシー運転手を背景に描く「安い涙」。
    優柔不断でどうしようもない男に、どうしようもない男であるが故になぜか引き寄せられてしまう女たちを描いた「記憶」。
     ――世の中で自分がいちばん不幸だって思えちゃうときもあるけど、ホントは違うんだよねえ(安い涙)

    (感想)
    性格も背景も環境もまったく違う四人の男女の「失恋」の物語。「失恋」とは、恋人だけにするものだろうか?
    自分の思いが相手に届かない、という意味で考えてみると、私達は、友人、家族、仕事相手、時には通りすがりの人にまで失恋をしている。しかし、あとがきにもあるように、それでも、ひとは恋をするのをやめない。さらっと読めてしまうのですが、個人的にものすごく印象に残る、という作品ではなかったので★は3つ。

  • 短編4作「欲望」「安い涙」「記憶」「遅刻」。「欲望」が全体の半分くらいの長さです。ライターから映画評論家になった悠介。学生時代の友人黎子を思うともなしに思い続ける。(これが作者らしい設定だと思う)水島と結婚した黎子。水島はバブルの波に飲まれて借金と薬物に溺れていく。〜あたしは「彼を救いたい」っていう自分の欲望のせいで勝手に傷ついたり泣いたりしてたんだと思う。〜「記憶」都合のいい女でい続けることを止めさせたきっかけは、リダイアルボタンだった。マニュアルを読む根気、私もないなぁ。「遅刻」キャオイルラ。

  • 「目なんか、とっくに覚めているのだ。覚めないでいられるほうが、よっぽど楽だった」<BR>
    「記憶」がいちばん切なくて痛かった。<BR>
    「遅刻」のキャオルイラのエピソードも好きです。<BR>
    女の子が不可解な行動をするのは、好きな人のまねをしたいからに決まってる。<BR>
    あと、わたしはこれ以上傷つくことはないんだな、って漠然と思った。意味わかんないけど。

  • 図書館で借りました。
    4つの「失恋」の物語、悲壮感はないけど、ちょっと寂しい恋のお話。
    4つの物語より、「あとがき」の方が・・・・

  • 続けて読んだからかなぁ。1つめの話が「バイバイ」と書き方が似ててそこがちょっとやだったかも。
    「安い涙」のなかの「世の中で自分がいちばん不幸だなんて、ほんとうにひどい思い上がりだと思った」っていう言葉が身にしみました。
    でも、不幸とかって他人と比較するものでもないんだよね。自分の中で不幸だったら不幸なんだ。だから自分の中の幸せのカタチをいっぱいもってなきゃいけない。
    (06/01/03)

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