現場痕

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著者 : 北上秋彦
  • 実業之日本社 (2003年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408534381

現場痕の感想・レビュー・書評

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  • 警察OBの「保険屋」が自動車事故の不審点から犯罪を暴いていくといういかにも自動車保険の損サにありそうな事例からの短編集で、結構楽しめました。夫妻で同時刻に離れた場所で事故があり、夫死亡、母の交通事故死から一年後に父も同じように事故死。などという不自然さを車の後に残る傷跡から疑問に感じ、現職警察官の友人に相談しながら解決を図ります。6編とも「保険屋」と馬鹿にされながら、正義の味方を演じていくストーリーは損保業界で働くものとして痛快ものでしたが、小説の完成度としては、必然性などに今ひとつ現実離れしている感は否めませんでした。6編とも同じような展開というのも正直どうかな、とは思います。

  • 保険調査員を主人公とした、交通事故に特化したミステリ。

    元刑事としての正義感とストイックさ

    父娘2人家族の地に足がついた顔

    2つの切り口で生じるキャラの厚み。

    実に手堅い、佳作ミステリ。

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北上秋彦の作品

現場痕の作品紹介

交通事故に見せかけた殺人、事故を利用したアリバイ・トリック、保険金奪取を目的とした偽装事故、アフターロス(事故後契約)…一件の交通事故はときに一億もの保険金を生み出すことがあり、それを意図的に狙う犯罪はあとを絶たない。損害保険代理店を営む元刑事・志摩平蔵は死者と遺族の無念を晴らすため、警察の実況検分でも明らかにされなかった不審な事故の真相を地道な現場調査から炙り出す。

現場痕はこんな本です

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