Curtain

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 37
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408534466

作品紹介・あらすじ

遮られたくないものは、親子の絆、家族への愛。嬉しいとき、寂しいとき、あなたと私の心に揺れる出会いと旅立ち8つの情景。

感想・レビュー・書評

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  • 30年も昔のお話しみたい

  • 9つの短編集。

    欠けてしまった家族への思いに感傷的になったり、不安や苛立ちを募らせながら
    この思いは果たして、彼、または夫、あるいは不倫相手には伝わるだろうかと
    複雑で繊細な、それでいて前向きな女心が書かれている。

    婚約者を亡くし、悲しみに飲まれまいと忙しく過ごす日々で
    ふとひょんなことで出会った隣人との短い淡い恋
    「私からの風船」が印象的かな)^o^(

  • そんなに悪くはないが、女主人公の親が、派手で見栄っ張りの母親と地味で大人しい父親で、うまく行っていない組み合わせばかり登場するので辟易した。 2008/11/15 読了。



  • 順風満帆でない人生、そこに絡む男女の物語。どれも谷村風の雰囲気のある小品だった。



    作成日時 2007年05月05日 15:56

  • 結婚と家族というものをテーマに扱った短編が目立つ短編集。平凡な、ありがちな、と思っていても、傍から見ると不可思議な絆や歪がある「夫婦」「家族」という人たちの関係がざっくりと切り取られていて、おもしろい。

  • 女性の揺れる心理をこんなにストレートに、繊細に描ける谷村さんが好きです。

  • 短編集なので、あっさり読める。家族との関係性について。「Curtain」から「Curtain Call」へのタイトルはうまい!

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著者プロフィール

1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞。

「2021年 『半逆光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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