とせい

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 174
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408534657

感想・レビュー・書評

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  • 方針だのスローガンだのってのは、簡単なもんでいいんだ。みんながそっちのほうに進むっていう、いわば道しるべみてえなもんだ。

  • あーこれも好きなやつや〜
    もう今野敏さん最高や〜
    もちろん暴力団なんて恐いし嫌いだけどもヤクザや博徒と呼ばれる義理人情の世界に生きる人たちって日本人は嫌いじゃないのよね
    ヤクザが潰れた出版社をヤクザらしいやり方で立て直すというストーリーも良かった

    それと作中暴対法は悪法だというニュアンスが濃かったけど実際どうなんだろう?少し勉強してみようかなと思ったりしましたいや多分しない

  • 任侠学園を読んだ後に読みました。任侠学園の前の話です。やくざが出版社の経営に関わるという話。読みやすく面白い。前は,浅田次郎に似ていると書いたが,なかよし小鳩組や,あばれはっちゃくシリーズが好きな人にもお勧めです。

  • 少し古い感はあるけど、根底にあるものはやはり今野さんなので、安心して読めたしいちいちジーンとしたりする。

  • 経営の傾いた出版社をヤクザが任侠道で立て直すお話。

    出版社の債権を譲り受けた阿岐本組の組長が、道楽からその出版社の経営をやりたいと言いだし、社長に納まることに。

    阿岐本組代貸・日村誠司は、そんな組長に振り回されながらも、組長の任侠道に惚れ込み、堅気に迷惑をかけぬよう経営に、シノギに奔走する。

    そんな義理堅い阿岐本組にも、警察の包囲網が。。。

    昔の神農や博徒、侠客の心意気が美化されて描かれてますが、こういう感じ好きです。

  •  阿岐本組のナンバー2 日村。暴対法ができて以来、ヤクザのしのぎはどんどんきつくなっている。組長が出版社の社長をやるからおまえは役員をやれと言い出し・・・。
     シリーズの他の本は、読まなくてもいいかなと思った。「それそうとう」「読み込み済み」後で調べてみた。

  • これは面白い。あっと言う間に読み終えた。

  • 読みやすく面白かった。次が楽しみ。

  • 20151012
    書店で任侠書房の文庫を買おうとして、その本がとせいを改題したものと知る。とせい、任侠学園は父が貸してくれてた。今のいままで読んでなかったが。組長はほのぼの大物、代貸は組長のために正しい道を。楽しく、面白い本だった。

  • 2015.06.11
    このシリーズは面白い!ヤクザが会社を立て直していく。今回は出版社。たいしたもんだ。^o^

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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